湧き上がってくる何か
取材でうちに来てくださった女性が はじめて前掛けを友人の小さな男の子さんにプレゼントしてくれた
海外へ転勤がきまった一家の送別会でそのお子さんに渡し、締めてもらったそうで
その送別会の会場で
「自分の気持ちの中で何かが湧きあがって来て何とも言えない気持ちになりました」
「これが前掛けの力なんでしょうか?びっくりしました。」
と言われた。
我々としてはこれ以上ない嬉しい言葉
なんでだろう?
それはたぶん、前掛けという日本人の歴史、根底に刻まれた何かと、いま、が時空を超えてぶつかることで、産まれるものではないか
過去があり、いま、があり 点と点だったものが、予期せぬ角度からぶつかる瞬間に 「湧き上がる気持ち」がうまれ、 その気持ちが線になって未来を作っていくんじゃないか
哲学的な話?になるけど、 そういう理屈では無い湧き上がる気持ち、 に突き動かされ、背中を押され未来をつくっていく
そんなことを考えた。
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