70年が経って
8月6日。広島に原爆が投下されてから70年。
去年の12月、広島の神垣さんが、僕のトークイベントを広島市内で開催してくれた。 伺った会場は、広島の寺町、別院が見下ろせるビルの1室。
その別院のそばに、70年前の「西村パン」はあった。 曾祖父母、祖父母が被ばくしたのは、中区寺町。爆心地からわずか600メートルほど。
諸説あるが、 「11月までの集計では、爆心地から500メートル以内での被爆者は98から99パーセントが死亡し、500メートルから1キロメートル以内での被爆者では、約90パーセントが死亡した。」 という説もあるほど。
アメリカ軍が投下後に撮った写真では、確かに、別院周辺も何も建物が残っていないほどすべてが崩れ焼き尽されているのが分かる。
そんな中で 曽祖父母は仕事を再開していった。 (祖母は父親を23年に産んだ後に被ばくの影響で無くなった。)
このようなことはあまりおおっぴらに書くことでは無いとは思うが、
大事なことはそのような時代を経て 生き抜いてきた先祖から何を学び、どうしていくのか。
先日も、ターザンさんとお話させてもらったときに出てきたが 男は30代までいろいろ学び、40代〜60までの20年間、で何に全力投球し、残せるのか。
僕の場合、30代で前掛けと出会い、10年以上たったいま、 これまでのベースを大切にしながら、どんな未来を作っていくのか 勝負の時。
戦後70年、これからの70年をどんな世の中にしていくのか。。。
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