2015/11/01

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国際ファッションセンター15周年
小金井に来る前に 2003年〜2006年に入居させてもらっていた東京墨田区の「国際ファッションセンター」15周年記念パーティーで「卒業生パネルディスカッション」のメンバーの一人として呼んでいただいた。

http://www.kfc-fashion.jp/c-studio15th/

僕自身で言うと、その3年間は本当に基礎を固める大事な時期で、
一人目の社員採用(潮田)、結婚、第一子誕生、などがあり、墨田があるから今があるとはっきり言える。
墨田がなかったら、今のぼく、はないし前掛けもやっていない。

僕らの前には久米繊維の久米信行さんも登場。クレイジーという会社をなさっている森山さんや、台東デザイナーズビレッジの鈴木村長さんと3人でのディスカッションもあり。

1日を通して感じたことは、世の中、日本全体として

「人材創出」

の仕組みをどう創っていくか、がこれからたいせつ、ということ。

墨田区のような自治体でも、我々のような会社でも、そこをきちんと出来る仕組みをつくたところが一抜けする時代になっていると感じる。

たぶん、今の時代、これからの時代に一番大切なことは

「一人ひとりの本来持っているチカラをそのまま、素のまま、発揮できる、成長を妨げない環境、しくみ」

先日も、一橋大学、津田塾の大学1年生と話たが、若い子たちと話していると、本当に彼らは優秀で、いろんなことを考えていて、しかもきちんと「行動」している。

だけど、残念ながら、今の大人たちが、過去の仕組みに組み込もうとするからそこで本来もっているチカラを出せず、ベクトルが変な方向に行ってしまって、
持っているちからの1割、2割で仕事する、ということになってしまう。

もっと残念なことは 余計なチカラが入ってベクトルも間違っていることに、
会社入って3年経つと、忘れてしまう、ということ。それが一番もったいない。

デザビレ鈴木村長さんは

「一番伸びる子は、ぶつかって行って、自分なりの成功法則を見つけていける人」

と語っていらした。

’自分なりの’というところが人材創出のポイント。
決してマニュアル、成功パターンがあるわけではない。

今の時代の閉塞感、ストレス、は、過去の経験から「成功パターン」があるものだと思い込んでいることから生じている。

「国際ファッションセンター」



「国際’人材創出’センター」

になっていくと世の中は変わり、良くなるなあ、と感じた。

僕もその卒業生の一人として、これからも関わり、恩返し、交流、続けていく。

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ハンドル Anything 西村
性別
星座 しし
血液型 A
ホームページ http://www.anything.ne.jp
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メッセージ ■有限会社エニシング代表取締役社長

1973年広島市出身、1996年中央大学卒。大学3年のとき、1年弱、アメリカ一人旅(留学)。
2000年、5年お世話になった食品メーカー江崎グリコを脱サラ。当初は「漢字TシャツAnything」開始。原宿などの路上で販売を始める。

2004年から前掛けの製造を開始し、帆前掛けの産地・豊橋の職人さんたちと出会い「前掛けAnything」スタート。
ニューヨークへの前掛け飛び込み営業、毎年のNYやロンドン、パリ展示会、など様々な経験をしながら現在に至る。
2019年6月に330坪の土地を買い、豊橋前掛けファクトリー設立。
悪玉コレステロールUPに悩む、3児の父(^-^)
●趣味:プロレス格闘技、旅、うまい酒を気の合う仲間で楽しむこと

この日記では、日々思ったことや仕事などについて思うままに書いております。


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