40代、が本気でやるときがきた
たましんの水野さんの計らいで 絹織物の産地、八王子を訪問させていただく機会があった。
組合様や、織物工場、染工場の皆様と長時間お話させていただき、今後につながるいい会になった。
お話を聞きながら思ったことは、 1970年代生まれ、(僕は1973年)、 または昭和40年代とか、35〜40代とかも言い換えられると思うけど
その年代が、とっても大事だなあと。
過去もふくめしっかりを勉強して、これからの10年、本気で次の時代をつくっていくことをしていかなと、 今の60後半〜70代の方々に残っている戦前からの知恵、を失う、大きな無形財産を失う結果になるなあと。
八王子では、40代の織物の田口さんなどは、ご家族でやってらっしゃる小さな織物工場さんだが、まったく新しいアプローチで海外からの受注を獲得し、
過去を活かしながら新しい価値を生み出していらっしゃる。
そういう新しい取り組み、ひとつひとつは点、だけど、前に書いたスイミーの理論で
規模は小さくとも、 全国の40代の本気で繊維の仕事で挑戦している人たちが集まってネットワークを作っていくと世界に誇る大きな力になっていくし、 日本の財産を次世代につないでいくことになるなあと。
これ、きれいごとで思っているわけじゃなくて、 現在進行形で、たまたま、前掛けという歴史あるものとそれに携わってきた60代、70代の皆さんに出会い、東京の仲間たちといろいろ悩んだり考えたりしながら、豊橋工場にも30代の若手職人3名が加わってくれてたり、の現状の中で思っていること。
あと、やっぱり日々成長しようとしている人たちってシンプルに魅力ある、
そんな人たちと知り合って、刺激しあって、結果スイミーにしていくことが大事だなあと。
たましんの若手、水野さんも最後に言ってた。
「以前から八王子に関わって、八王子の繊維に未来はない、という印象だったけど、全然違ってました。何か起こりそうです。」
お話していただいた八王子の皆様、たましん水野さん、ありがとうございました。
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