実業家・中島久万吉氏
経営道協会さんに伺った際にお知り合いになった、常磐大学経営学教授、村山先生。 明治〜昭和の実業家、経営者について研究されている方。 その村山先生の講演会に参加させていただいた。
今回のテーマは「中島久万吉氏」
中島久万吉氏は明治〜昭和の時代の実業家であり政治家。 一般的にはあまり知られていないが、当時の商工業の発展に大きく貢献されていて、渋沢栄一氏と共に動いていた時期も。
キリスト教と禅の思想どちらも学び’複数の視点’から物事を見ていらっしゃる。 そこが実に日本らしい、「和」の国の真の意味はそこなのでは、と感じた。
僕自身が明治の実業家、経営者から学ぶことが多いと感じるのはそういった点もある。
江戸から明治に変わり、否が応でも西洋からも学び、和魂洋才で世の中を変えていこうとしていた。
その一つの思考に凝り固まっていない柔軟性こそが大切な気がする。
人間社会というのは、思い、思考、頭、があるため、実に複雑。
それを前提に、唯一無二、絶対ではなく、多種多様な考え方の本質を知って、 最適な答えを出すよう心を軸に腹を決めて答えを出す。
こういうプロセスが当時の実業家、経営者の考え方の魅力的なところ。 この今の時代に必要なと思っている。
村山先生、ありがとうございました!
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