新生、会津木綿
3年ぶりに会津若松へ行ってきた。
3年前、大学後輩の小山ユウジロウくんが「結婚式で配る引き出物をエニシングで作ってください」と言ってくれたのがきっかけ。
ユウジロウくんは会津だったよね?ならば、前掛けの生地と、自分のルーツである会津木綿の生地を組み合わせて作ろう、と会津へ一緒に向かい、原山織物さんへ行った。
その後、その原山さんが残念ながらお亡くなりになり、なんと、吉祥寺の知り合いで会津木綿でお洋服を作っていた山崎ナナさんが、その工場を引き継ぐことに。
今回3年ぶりに、その山崎ナナさんの引き継いだ工場「はらっぱ」さんへ。
外観も、織り機も、事務所の机の位置もすべて当時のままだけれど、 中で働く人たちが新しく生まれ変わっていた。
原山家の太成さん、修一くん、などもともとは織物に関わっていなかった人たちが吸い寄せられるように本家の事業にやってきて、 そこにNYに基本的に住んでいる山崎ナナさんが加わって、歴史ある会津木綿を続けている。
我々のやらせてもらっている愛知県豊橋の前掛け、の今後にもとても刺激になった。
本当のエネルギーというのは、こうして再生されてつがなっていくのか。
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