2005/10/19

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5周年回顧録〜自営業の旅 第一章 その3〜
退社したその晩、ビールとチキン弁当で明日からの門出を祝う。

いよいよ明日から自分の新たなスタート、人生最大、最長の旅が始まる。
(と…書きながら、今思うと大げさだなあ、でもその時はホントそう思ってたなと…。経験って大事ですね…笑)

その日の晩は、なんだか僧侶のようにすっきりした気持ちで早く眠りにつく。

明くる朝、6時起床。
当面、目が覚めると何もすることがない生活。時間ぐらいは規則的にしておかないと、と自分に言い聞かせる。

昨日までは、電車に乗って時間通りに会社に行き、与えられた仕事を全うし、夜になると帰り、また翌日電車に揺られる生活。

今日からは、仕事は全くのゼロから、時間も全て自分で決断するしかない。

すべてを自分に委ねられた自由とはこんなに窮屈なもんなんだと初めて知る。

6時に起床し、会社勤めの5年間、ほとんど運動していなかったこともあり、「ジョギング」に出かけよう、と思い立つ。

少し肌寒い空気の中、長袖Tシャツとジャージのパンツをはいて外に出る。
とりあえず、苦しくて立ち止まるまで走ってみよう、と当てもなく15分ぐらい走り続けると、大きな公園が見えてきた。

王子駅の飛鳥山公園だ。

このような大きな公園があるという事は知っていたが、初めて足を踏み入れる。

すると、そこで…!

なんと、100人を超えるおじいさん、おばあさん達がラジオ体操をしていた!

そうか、丁度6時半か…。
小学生以来のラジオ体操、ご老人たちの輪の端で自分もやってみる。
朝の空気を吸って体を動かすのは非常に気持ち良い。
がんばるしかないな…、というなんとも言い様のないエネルギーがふつふつと湧いてくる。

結局、そのジョギング+ラジオ体操は数ヶ月続けた…。


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ハンドル Anything 西村
性別
星座 しし
血液型 A
ホームページ http://www.anything.ne.jp
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メッセージ ■有限会社エニシング代表取締役社長

1973年広島市出身、1996年中央大学卒。大学3年のとき、1年弱、アメリカ一人旅(留学)。
2000年、5年お世話になった食品メーカー江崎グリコを脱サラ。当初は「漢字TシャツAnything」開始。原宿などの路上で販売を始める。

2004年から前掛けの製造を開始し、帆前掛けの産地・豊橋の職人さんたちと出会い「前掛けAnything」スタート。
ニューヨークへの前掛け飛び込み営業、毎年のNYやロンドン、パリ展示会、など様々な経験をしながら現在に至る。
2019年6月に330坪の土地を買い、豊橋前掛けファクトリー設立。
悪玉コレステロールUPに悩む、3児の父(^-^)
●趣味:プロレス格闘技、旅、うまい酒を気の合う仲間で楽しむこと

この日記では、日々思ったことや仕事などについて思うままに書いております。


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