函館出張で感動の建築物
年に一度の函館・五稜郭タワーさん出張。
今年で4年目。 毎月大変お世話になっているので、そのお礼と今年の新商品のご提案を行う。
いろいろと率直に意見交換ができ、方向性も決まり、非常に有意義な商談。
新しくできた、「Anything仕事帳」と言う名の会社概要も見ていただき、 我々の仕事の領域、方向性をお話させていただく。
その後、空き時間を利用して旧函館区公会堂を見に行く。
予想以上のすばらしい建物。 もともと、明治時代に町の集会所として利用されていたが、火災で焼失、明治43年に地元の名士の方の寄付で現在の形に建てられた。
当時、函館は、西洋との貿易の重要な拠点になっていたので、各国の領事館などを建てる際の建築技法を地元の大工さんたちがそれを学び、自分のものにし、このようなすばらしい建物ができた、とのこと。
第2次大戦で一時廃れていたが、昭和55年から3年かけて再度当時のままに改築されたらしい。
一貫して、地元の方々が普通に利用し、愛され、その一方で大正天皇が宿泊していたりと、その両極端な利用のされ方からも、当時どれだけ大事な役割を果たしていたか、が推測できる。
僕が行く出張先は、幕末のころにターニングポイントになった場所が多いので、 鹿児島、高知、萩、函館など、 すべて海に面している。
函館、鹿児島などは特に、自ずと外部(海外)からの「情報」が入りやすい。 それらが日本古来の文化を交わり、あのころのすごいエネルギーを生み出している。
このような話は、現代の街、暮らし、夢などに非常に重要なヒントを与えてくれている。
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2年前に建て変えられた新タワー
前掛けも人気です!
タワー上から眺める五稜郭
旧函館区公会堂
館内のすばらしい大広間
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