2009/04/24

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Anythingに求めることは…
朝5時45分にヒロアキと待ち合わせし、羽田空港へ向かう。

今日は、年に1度の函館出張。
その後、函館からフェリーで本州最北端、青森・大間の得意先様も訪問予定。

7:40の飛行機で函館へ。
何件かお伺いしたのち、13時からの商談へ。
最近の数字の動向と今後の展開について提案する。
最近の数字は、決して芳しくない。

そこで、こちらもいろいろと提案を持っていったのだが…

先方の部長さまから、
「いや、それは我々がエニシングに求めることではない」
「エニシングに求めているのは、売り場の中で、存在感のあるTシャツ、前掛けなんだ」
「いまは決して全体の数字も良くない、だが、この数年、お互いなんとか我慢して良いものを作っていこう。価格も据え置きで行こう。」
などのお話をいただく!

なるほど、僕らエニシングの売り場での存在感、か。分かりました!より良いものを作ります。

アイスクリーム売り場のハーゲンダッツ、という言葉が頭に浮かんできた。

スーパーのアイス売り場、100円のアイスが80円でいつも安く売られているけど、ハーゲンダッツは250円。値段3倍。だけど、無くてはならない存在感。
しかも、しっかり売れている。特に’自分で食べる用’’自分へのご褒美’に。


その後、売店の女性の従業員の方にも、
「毎年御苦労さま。私、Tシャツでどれが一番売れてますか?って聞かれるんだけど、
AnythingさんのこのTシャツですって答えることにしてるのよ。なんでか分かる?
だって、自分が買うのなら、高くても質の良いもの買いたいでしょう。」

「この間、バイクで日本1周している男性が、このTシャツ一目ぼれして買っていったのよ。野宿しながら…、って言ってたから、彼にとってはちょっと高いんだろうけど、自分へのご褒美、だって買っていったわよ。」

うーん、またまた大切なことをこの函館で教えてもらった。
スパーン、っと頭のモヤモヤが晴れる。

僕らはいつも取引先様に教えてもらう。
なんと恵まれていることか…。

ヒロアキとその後、函館からフェリーで今日の宿泊地、大間に向かう。
1時間40分。まさに本州最北端の地。

フェリーの中で、この5年間でエニシングのやるべきこと!
を吐き出すように話し書き出した。

腹は決まった!みなさんに、将来恩返しができるように、この5年間は死に物狂いでやろう、とフェリーの中で話した!
やりますよ!!!
函館にて。最近、土方歳三に似てきた、と言われる(笑)
タワー上からすばらしい眺め
ばあゆ、というフェリーに乗って青森、大間へ
7時ごろ到着、夕暮れで幻想的な雰囲気に
今日の宿泊地は大間崎

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ハンドル Anything 西村
性別
星座 しし
血液型 A
ホームページ http://www.anything.ne.jp
興味のある分野
メッセージ ■有限会社エニシング代表取締役社長

1973年広島市出身、1996年中央大学卒。大学3年のとき、1年弱、アメリカ一人旅(留学)。
2000年、5年お世話になった食品メーカー江崎グリコを脱サラ。当初は「漢字TシャツAnything」開始。原宿などの路上で販売を始める。

2004年から前掛けの製造を開始し、帆前掛けの産地・豊橋の職人さんたちと出会い「前掛けAnything」スタート。
ニューヨークへの前掛け飛び込み営業、毎年のNYやロンドン、パリ展示会、など様々な経験をしながら現在に至る。
2019年6月に330坪の土地を買い、豊橋前掛けファクトリー設立。
悪玉コレステロールUPに悩む、3児の父(^-^)
●趣味:プロレス格闘技、旅、うまい酒を気の合う仲間で楽しむこと

この日記では、日々思ったことや仕事などについて思うままに書いております。


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