2009/05/18

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ニューヨークと日本を前掛けで結ぶ 初日
2年ぶりに今日からニューヨークへ!
前掛けのお仕事で、サムライ一人旅の初日。

朝ちょっと出勤し、留守を守ってくれる2人に「しっかりAnythingを守ってくれよ」と残し、成田エクスプレスで空港へ。
電車内で妻から持たせてもらったお弁当を食べる。こんな時のごはんときんぴらは、なんて美味いんだろう。
高校時代、広島から東京へ受験で来たときに母親に作ってもらったお弁当もそうだった。どんな高価な料理よりも美味しい。

2年ぶりの成田空港。え?人が少ない。
聞くと、GW以来ずっとこのような状況なのだとか。

コンチネンタル航空のチェックインカウンターも並ぶことなく、スムーズに乗り込み。3列のシートを独り占め。

相変わらず機内食は美味しくない。が、構わずどんどん出てくる。そこらへんに僕がこだわる食の原点があるのかも。
愛情がダイレクトに伝わるか、そうでないか。

14時間のフライトを終え、ニューアーク空港へ。過去2回はJFK空港だったので、ニューアークは初めて。

いつもどの国でも緊張するのが、空港内からEXITを出る時。一歩出ると、いろんな輩が待っている。が、ニューヨークは意外に全然面倒ではない。現地時間、16時30分到着。

地球の歩き方を読むと、ニューアークからマンハッタンまではエアポートバスで向かうのが、乗り換えもなく一番楽そうだ。荷物も気にならないし。

が、肝心のバス停がなかなか分からない。
モタモタしていると、白タクのうんちゃんが「ヘイ、乗らないか?」

人気のないインフォメーションにポツリと腰を掛けていた係りの「おばあさん」に、

「エアポートバスに乗ってマンハッタンまで行きたいんだけど…」

「あんた、バスより電車の方が安くて早いのよ。この道をまっすぐ行って、エアトレインに乗って電車に乗り換えなさい。」

自分の思い通りにいかないのが、旅の醍醐味でもある。人生も同じだ。
逆らわず、そうすることにしよう。

無料のエアトレインというモノレールのような乗り物に乗って、3つめの駅ニューアークリバティステーションまで。
そこから15ドルでNJトランジットという普通の電車に乗り換える。成田で言うと京成線のようなものか。

普通の乗客も多い電車で20分程度、マンハッタンの中心、PENステーションへ。このPENステーション、様々な電車のターミナル駅になっていて、日本で言うと、上野とか品川という感じ。

そのステーションの上には、プロレスファンにはおなじみ、マジソンスクエアガーデンがある。藤波辰巳がJrのチャンピオンになった会場だ。

15年前、大学生の時、この近くのホテルに一人で泊まっていた夜、人生で最も怖い体験をしただけに、今でもいい印象はない。
が、今はまったく安全な場所になっている。

駅から街に出て、夕方のマンハッタンを歩いて20分、ホテルへ向かう。
仕事帰りや学校帰りの人たちでにぎわっていて、徐々に自分も街に溶け込んでいくのを感じる。

TELで予約していたLarchmontHotelという小さな小さなホテルへチェックイン。
通常、マンハッタンは1泊200ドル(2万円)くらいからが相場と言われている。
が、NY生活さん(今回のNY行きを全面的にサポートしてくださった、現地の新聞社さん)に教えてもらったこのホテルは90ドル。トイレとシャワーは共有だが、部屋もきれいでセキュリティもしっかり、全く問題ない。
タオルはもちろん、シャンプーやドライヤーもある。ありがたい。

50ドルほど、最小限のお金を持って、散策しながら夕食へ出かける。
ガイドブックに載っていた、美味しいと評判のハンバーガーレストラン「STAND」へ入る。
ハンバーガー屋というよりも、バーのあるレストランでハンバーガーを出す、という感じ。
10ドルのチーズバーガーと、「Bitterな味の地ビール」を頼む。焼き方はミディアムレア。
どちらも最高!ビーフはジワーっと肉汁が出て絶品!ビールもメジャーブランドではなく、地ビールでしっかりうまい。
手作りに勝るものなし、か。

1パイントのビールを2杯飲んだ^−^

9時にホテルへ帰り、共有のシャワーへ。
海外のこのクラスのホテルで、シャワーの温度調節が問題なくできることはまず無い(笑)。が、今回は、まあまあ調整出来た方かな。

帰りにグロサリストアで買ってきたビールをもう1パイント飲み、明日からの仕事に備え、早めに寝た。
人の少ない成田空港
いよいよ飛行機へ。一応マスクをして搭乗。
こちらがうまいかったハンバーガー!
店員のお兄ちゃんに撮ってもらう。あー、ブレてる。
今回泊まった小さなホテル。お勧めです。

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ハンドル Anything 西村
性別
星座 しし
血液型 A
ホームページ http://www.anything.ne.jp
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メッセージ ■有限会社エニシング代表取締役社長

1973年広島市出身、1996年中央大学卒。大学3年のとき、1年弱、アメリカ一人旅(留学)。
2000年、5年お世話になった食品メーカー江崎グリコを脱サラ。当初は「漢字TシャツAnything」開始。原宿などの路上で販売を始める。

2004年から前掛けの製造を開始し、帆前掛けの産地・豊橋の職人さんたちと出会い「前掛けAnything」スタート。
ニューヨークへの前掛け飛び込み営業、毎年のNYやロンドン、パリ展示会、など様々な経験をしながら現在に至る。
2019年6月に330坪の土地を買い、豊橋前掛けファクトリー設立。
悪玉コレステロールUPに悩む、3児の父(^-^)
●趣味:プロレス格闘技、旅、うまい酒を気の合う仲間で楽しむこと

この日記では、日々思ったことや仕事などについて思うままに書いております。


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