NY3日目 道を創っていくことにこそ醍醐味がある
NY3日目。今回の一人旅、最大のヤマ場。
朝は、昨日と同じく、地下1階のカフェでうれしい無料朝食。 他の宿泊客のみなさんは、マフィンやトーストなど1切れ(と言っても現地サイズ、十分大きい)しか頼まない中、 お腹のすいている僕は、2切れ、ブルーベリーマフィンとクロワッサン、そしてブラックのコーヒーをとる。 この時間が何とも心地いい。
食事後、5分ほど歩いたところにある公衆電話で、日本へ電話。 現地は朝の7時すぎ。日本は今、夜の8時過ぎ。
会社と家族へ電話をかける。 3日ぶり、そんなに長話することもなく^^; 元気にやってるよ、と報告し、短めに電話を切る。
部屋でしばらくゆっくり休んだあと9時に部屋を出て、教えてもらったいろいろ場所へ視察に。
そのうちの一つが、JapanBrandという日本商工会議所主催の展示会。 フェリッシモという一等地にあるギャラリーで、一般のNYの方々を対象に展示をしている。 日本の各地の伝統産業を生かし、デザインし、’古いけど新しい’物を展示。
手ぬぐいを改良した袋とか、 木製のビジネス鞄とか、 足袋風の靴とか、 切子とか、、、、
ものは確かにいい(値段も良いんだけど^^;)、 デザインも職人さん+デザイナーさんが関わってやっているからいい、、、
だけど、何かが足りない。
あ、これだ!!!!!
それに気付けたことが、今回の大きな収穫の一つだ。
何かと言うと「人」がない。
モノ、は立派に飾ってあって、良いものには間違いないんだけど、、、
そこに「人」を加えるとより深い熱が生み出されるんだけどなあ…。
昨日のお酒のイベントは、20社近く、蔵の人が実際にNYまで来てプレゼンしていた。みなさん、英語がそこまで出来るわけではない。が、言葉を越えてすばらしい熱を生み出してた。
だけど、日本のお役所主導のNY一等地でのイベントは、「熱」が足りない。
神主の友人・岡野さんと3月に日本で訪ねた、富士宮のお宮横町を作られた佐野さんがおっしゃっていたことを思い出した。
「補助金には頼っていないことだけ、自信を持って言える」
エンシングの今後のNYでの前掛け発信、日本の心発信、 の大事なポイントをはっきり感じることが出来た。
頭で計算するんじゃない、感じることに素直に行くと必ずいい結果になる。 それを信じて進もう。
お昼にNY生活さんを再訪問。 時間があったので、商談前に、この2年間応援してもらっている、久松さんとランチをご一緒させてもらう。
その後、商社さんへNY生活さんと一緒に商談へ。
そこで、先方のY社長様から様々なお話をお聞きする。 30数年前に日本からこちらへ渡り、道なき道を切り開かれてきたこと、 道を創っていくことにこそ醍醐味があること、 誰もやっていないことにチャレンジする、その際には「視点」が大事であること、 などを教わる。
我々がやっている、前掛けに非常に共感していただき、 今後アメリカ各地で一緒にやって行こう!という力強いお言葉をいただく。
そのお話をお聞きしながら、 今回のNY訪問では、「前掛け」を広めるために行っているのだが、 決してそれだけが僕の役割ではない、 もっと大切な何か、を前掛けという切り口を通じて発信していくこと、 もっと深く続く道があること、 をはっきり感じることが出来た。
Y社長、ありがとうございました。しっかりやります!
地下鉄の駅で、今回もいろいろとお世話になったNY生活の久松さんと握手でお別れ。 また近いうちにお会い出来ればと思います。ありがとうございました。
夕方から、この旅はじまって初のフリー時間。行きたかったTシャツショップなどを回り、情報収集。
NYに初めて出来たという、日本酒専門店も訪問し、素敵なオーナーご夫婦ともお話させていただいた。
夜は、再び、初日の味が忘れられずハンバーガーショップSTANDへ。 初日に写真を撮ってくれた店員のお兄ちゃんに 「また来たよ〜ビールもうまかったし。」
またまた美味しい地ビールを飲みながら、今日の書類をまとめる。
あー、最高の夜だ。
今日のキーワードは「道」だった。 今日お会いさせていただいたみなさん、本当にありがとうございました!
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マンハッタンの町。奥に見えるのがエンパイアステートビル!
商談させていただいた会社さんのショールーム
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