NY最終日 むすぶことをやる
最終日。早めの飛行機なので、今日はもう帰るだけ。
朝早く目覚め、荷物の片付けをする。 7時、地下1階のカフェで最後のマフィン&コーヒー。美味しかったなあ。ごちそうさまでした。 結局、このホテルの朝食時には、日本人、東洋人、とは一人も合わなかった。ヨーロッパ系の旅行者の方々ばかり。
7時30分、チェックアウト。ホテルの女性の方が、 「JAPANからのお客様は珍しいのよ〜」
「これから増えるように宣伝しますよ!きれいだし、高くないし、あと、朝食美味しかったですし(笑)」
「あと、ロケーションもいいでしょう?」
「はい!また来ますね。」
近くの地下鉄の駅まで5分ほど歩き、来た時と同じくPENステーションへ向かう。 PENステーションで電車・NJトランジットへ乗り換え。来た時と逆の手段で帰る。
NJトランジットを降り、エアトレインという無料の空港行きモノレールへ乗り換えようとしたときに、 大きな大きな荷物を持った日本の女性お二人が…。
朝早く、まわりにほとんど他のお客様がいない中で日本の方を見かけたので、 何気なく声をかけた。
「日本に帰られるんですか?」
それが思いもよらない素晴らしい出会いのきっかけになる。
Oさんは、日本での会社を辞め、ニューヨークで現在ファッション系の勉強をされている留学中の方。 もう一人のチトセさんという女性を空港まで見送りに来ている、とのこと。
その帰国されるチトセさんが、 建築とかデザインなどのお仕事を、フランスやアメリカでバリバリされている方で 今回は大きな展示会に出展したのでニューヨークへ来られていた。
すぐに「あ、こりゃ面白そうな人だ!」という西村アンテナがビビっと感じ、 こちらも「前掛け作ってるんですよ」と自己紹介。
大きな重た〜い旅行鞄(そこにはいろーんな種類のオーガニックの「種!」が入っていたのですが…) を運ぶのを手伝いながら^−^ いろんなお話をする。
一緒にチェックイン、機内も隣同士になり、ビールをごちそうになりながら、 今、エニシングがやっている「前掛け」「食」、そしてこれからの方向を話すと、
見事に
「むすぶ」「思想」
という2つのキーワードをパッと出してくれた。
この2年、僕の中でずーっと引っかかっていたものを、チトセさんと会って1時間くらいで、スッと解いてくれた。
「やっと、わかりましたよ〜!!!」
なぜ「前掛け」「おむすび」をやっているのか、深いところでやっとつながった。
たまたまNJトランジットという、普段はあまり使わないであろう、マイナーな電車で近くにいた、だけなのに… これがあるから人生は面白い。
これからは親し見込めて’チトセねえさん’と呼ばせてもらおう。
その後も「美」「土」「歴史」「ヨーロッパとアメリカ」「つながり」「死」「生」「思想と行動」「種」… など、話のキャッチボールをさせてもらう。
そうしていると、14時間のフライトが終わり、成田へ。
新型インフルエンザの検査も5分程度でスムーズに終わり、5日ぶりの日本。
チトセ姉さんとは、「6月にまた会いましょう!」と握手して別れる。
今回のニューヨーク前掛け挑戦一人旅、 たくさんの方々と出会い、いっぱいお話さえていただいたことで、 西村和弘、そしてAnythingの次に進むべきステージをはっきりと見ることが出来た。
本当に人に恵まれている。 皆様、本当にありがとうございました!
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こちらがNJトランジット
空港行モノレール エアトレイン
コンチネンタル航空で帰国
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