カットしながら世界1周旅行
お世話になっている出版社、ぱる出版さんの新入社員、ユージロー君24歳から、 「ぜひ会わせたい人がいる」 と以前連絡をもらった。
どんな人かと聞いてみると、 27歳の美容師の男性で、世界1周しながら各国の人たちの髪を切ってきたとのこと。 名前はヒデキさん。 ユージローくんとは、彼自身も世界1周しているときに、エジプトで出会ってからの仲、だという。
ヒデキさんは帰国して4か月、現在は恵比寿の美容室に勤めているので、早速今日、ユージロー君と2人で彼の店を訪ねた。
2枚目、白い歯が素敵な好青年。 近くのバーに場所を移し、お互いの今までの人生を簡単に紹介した。
・兵庫出身、ご両親も美容師さん ・子どもの頃から自分もなりたい、と自身で決めていた ・修行するなら東京へ行け、と母の一言で東京へ ・就職してから世界へ、そして恵比寿へ
話を聞きながら感じたことは ご両親や先輩にすごく恵まれている。 と同時に、彼自身がすごく素直、謙虚に自分と周りを見れているから、ポイント、ポイントでいい出会いがあったり、大切な言葉が耳に入ってくる。
「日本で結果出せへん奴が、世界も何もないでしょう。」
という言葉が特に気に入った!
僕自身は、 ・普段、人は見ているようで見ていない。視野が自然と狭くなっている話 ・意識が変われば見えていなかったものが見えてくる ・やるんであれば、ニッチで一部のアンダーグラウンドで支持されても広がりはない ・世間と闘いつつ届かせることをやっていかなきゃいけない
と今、自身で感じていることを話した。
それを聞くユージロー24歳は、彼なりに、自分が将来どんな人間になり、仕事をして行きたいか、模索しつつも定まっているように思えた。 「主役になるのか?、すごいわき役になるのか?」を僕としてはちょっとアドバイスした。
これからも美容室、というものを通じて周りの人たちを幸せにして行こうとするヒデキさんと、 前掛けを通じてやっている僕自身と、 やっていることは同じだなあ、 とうれしくなった。
恵比寿の立ち飲みバーでの時間は あっという間に経ち、夜中の12時半に解散。気持ちよく終電で帰った。
ヒデキさん、また近々お会いしましょう! ユージロー、ありがとう。
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