2009/09/06

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世界をむすぶ 前掛けイベント in New York 〜最終日、終わりました!
日本の仕事着’前掛け’を世界に広めるプロジェクトin NY、2日目最終日が終了。
(展示は月末まで続くが)すべてのイベントが終わった。

NYのど真ん中の紀伊国屋さんと言う場所でこのような機会を与えていただいたことに感謝。

紀伊国屋の皆様、本当にありがとうございました!

Anythingというわずか社員4名の会社が、このような舞台に立てたのは、
本当にいろいろな面からサポートしてくださった皆様のおかげです。僕らだけでは、とてもじゃないが、実現しなかった。
本当にありがとうございました!
勉強になりました。



イベント最終日の朝、いつも通り1階で朝食を食べ、8時半に出発。
文子さんに教えていただいた、チェルシー界隈のHIGHLINEという鉄道跡地を再開発しているエリアを見に行く。
途中で日本へのお土産も購入。

今回のNY滞在で、唯一の2時間の観光タイム。海を見ながら写真を撮ったり、コーヒーを飲んだり、頭をリフレッシュ。すがすがしい気持ちで11時に紀伊国屋さん入り。

12時〜いよいよ最終回のミーティング。
エニシングNY進出の恩人でもある、週刊NY生活の久松さんも、休日にも関わらず手伝いに来てくださる。

蒼風さん、久松さん、ユーコさん、フミさん、僕の5人で、
「最終回、昨日にも増していいイベントにしよう!」と話す。

14時〜スタート。
2日目ということもあり、余裕も出てきたので、昨日とは多少内容を変えて
・日本のものづくりの現状
・日本の綿製品の国内製造率

なども話し、愛知県の職人さんたちと、東京の若者(エニシング)とのタッグで、
日本のものづくり、心を絶やさぬよう、世界に発信していきたい、
と話した。

終了後、3〜4名の現地の方々から、
「応援してるわ」
「きっと成功できるからがんばって」
などと握手を求められる。これは本当にうれしかった。

NY総領事館の後藤様もお休みの中、見に来ていただく。今回のイベント告知をしていただいたお礼を言う。本当にありがとうございました。

3時から、昨日に続き、蒼風さん前掛け書道開始!今日もたくさんのお客様に漢字のルーツを話しながら前掛けに渾身の筆をふるう。

・将来、弁護士になって人々の役に立ちたい、というハンサムな若者は「夢」と「志」の2文字を選ぶ

・世界一のバーテンダーになりたい、という男の子は「匠」の文字を選ぶ

など、それぞれの想いが入った前掛けが次々と完成、前掛けを締めたままお店を出る方も多い^−^

5時に無事終了!すべてが終わる!

ご本人の休暇日にも関わらず、出勤いただいた、紀伊国屋フラー店長と最後のミーティングを行い
「前掛けと書の融合で、こんなに素晴らしいイベントになるとは。」
と言っていただいた。

紀伊国屋さんの皆さんに最後のお礼を言い、会場を後に。

19時30分〜グリニッジビレッジの居酒屋さん「六明社」さんで大打ち上げパーティー!

帆前掛振興会のお父様方3名、
通訳をしてくださった智草さん、
手伝ってくれたユーコさん、
NY生活の久松さん、
すばらしい写真を撮ってくれた写真家のマサキさん
に加え、紹介でイベントを見に来ていただき、つい先ほど会場で初対面した現地在住の「しげみさん&かくさんご夫妻」もわざわざ仕事を延期して、パーティーに参加してくれた!

そのほか、JapanSocietyの文子さん、しおちゃん、&ビッキーさんの’ニューヨーク3人娘’(西村命名^^)も途中から合流してくれる。

*NY3人娘のみんなからは、
「Anythingって、
A NY Thing(ア ニューヨーク シング)と、
縁(えにし)ング
の2つの意味があるんだねえ」
と言ってもらった。A NY thingか〜、思いもよらなかったなあ〜


蒼風さん&僕がホストとなり、14名で盛大な打ち上げを行う!

年齢も20代〜70代後半までバラバラ^^
みなさんお互い初対面の面々だが、
すぐにいろんなテーブルで話が盛り上がり、いい刺激を与えあう。

それを僕は少し離れた小さな席で、文子さんたちと話しながら、楽しそうに見ている。

そうそう、Anythingがやりたい仕事、っていうのは、こういうことなんだ、と。

主役はみんな、僕らエニシングは、突破口と場作りをすること。
あとはみんながそれぞれ持っている力をしっかり発揮してくれたら、今回のようなことを興せる。

盛り上がったNY打ち上げパーティーも大詰め、
最後に、蒼風さんと僕から、
愛知県から来ていただいた前掛け職人のお父様方3名と、通訳で大活躍してくださった智草さんへ、
彼らを漢字ひと文字で表した「書」+「メッセージ」を贈らせてもらう。

杉江会長さんからは、
「西村君は、我々がやってきたことと、ま逆のことをやっているなあ。これなら前掛けも生き残れるかもしれないなあ。」
と言っていただいた。

僕にとっては、この言葉は最高の言葉だ。ありがとうございました。

そのほか、今後の前掛け、日本のモノ作りの復活、についても、僕の意見をお話させていただき、ありがたくも聞いていただいた。

とにかく、「人」を軸に行動し、考えていくと、絶対に道が開ける!
ということを身をもって経験出来た。

これからの日本のモノ作り、世界発信もきっとそうだ。
たーくさんのお金を使っているであろう、政府のジャパンブランドプロジェクト、が良いも悪いも僕には分からないが、

人、が来ていないのに、モノだけNYで並べたって何も起こらないでしょう。

「人」は読んで字の如し、ひとり、ひとりが交わるところから、エネルギー、熱、刺激、が生まれ、それが交わり集まると、新しい何かが生まれる。

これを間違わなければ、前例の通じない大変な時代だが、きっと切り開いて進んでいける。



3時間のパーティーが終了した後、お父様方をお見送りし、2次会へ。
(お父様方は、そのあとジャズバーへ行ったとのこと、若い!!)

僕らは、イスラエル料理を食べられるバーへ行き、先ほど出会ったばかりの写真家しげみさんの作品を見たり、
蒼風さんのこれからの夢を聞いたり、
またまたいい刺激の交換をする。

12時すぎて、みんなと別れた後、同じ方面だった、しげみさん&かくさんご夫妻と、3次会へ。
(ちなみにしげみさんは、NY在住の写真家さん。角さんは地下鉄を作る会社勤務。)

お酒をごちそうになったあと、4次会はなんと、お二人のご自宅へ行かせてもらう。
3人ともかなり酔っ払いながら、日本の染め、についてじっくり語り合ったのち、結局泊めていただくこととなった。

初対面の僕にこれほどまでしていただき、本当にありがとうございました!
(帰国後、嫁には、遠慮を知りなさい、ほんと無神経なんだから、と怒られたが^^;)


最後に、打ち上げパーティー会場での最後の一言。
前掛けマスター・芳賀さんより
「西村君、これは世界でやっていこうよ!」

「分かりました!5年以内に次はパリ、ルーブル美術館を目指しましょう!
これは始まりですからね!みんなで行きましょう!!!」


本当に本当に、みなさん、ありがとうございました!

長い長い文章を読んでいただいた皆さんも、本当にありがとうございました^^
こちらが打ち上げ会場となった居酒屋ろくめいしゃさん
お互いがいろんな刺激的なトークで盛り上がる
杉江会長には「宙」の文字を!
みんなで笑顔でお別れ!
3次会へは地下鉄で前掛け締めて移動。写真がしげみさんと角さんのご夫妻!これ、深夜12時ごろです^^;

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ハンドル Anything 西村
性別
星座 しし
血液型 A
ホームページ http://www.anything.ne.jp
興味のある分野
メッセージ ■有限会社エニシング代表取締役社長

1973年広島市出身、1996年中央大学卒。大学3年のとき、1年弱、アメリカ一人旅(留学)。
2000年、5年お世話になった食品メーカー江崎グリコを脱サラ。当初は「漢字TシャツAnything」開始。原宿などの路上で販売を始める。

2004年から前掛けの製造を開始し、帆前掛けの産地・豊橋の職人さんたちと出会い「前掛けAnything」スタート。
ニューヨークへの前掛け飛び込み営業、毎年のNYやロンドン、パリ展示会、など様々な経験をしながら現在に至る。
2019年6月に330坪の土地を買い、豊橋前掛けファクトリー設立。
悪玉コレステロールUPに悩む、3児の父(^-^)
●趣味:プロレス格闘技、旅、うまい酒を気の合う仲間で楽しむこと

この日記では、日々思ったことや仕事などについて思うままに書いております。


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