Tシャツ塾 18期にマーズ北山氏登場!
Tシャツ塾18期が終わった。 今回も、すばらしい受講生の皆様との出会いがあり、充実した会になる。 沖縄、宮崎などからの参加いただいた方もいて、多くの方は、実際にすでにビジネスをされていて、 新規事業としてTシャツで「地元に貢献」したいという方が多かった。
昨日の初日は、2004年の第1回から講師としてお世話になっている 久米秀幸さん、東京Tシャツ部クラゲさん、 に来ていただいた。
秀幸さんは5年ぶりにレジュメを刷新。お話していただく内容も、この5年間の久米繊維さん、秀幸さん、の変革を象徴するような、聞く側の心に染みる内容となっていた。
Tシャツをつくり、売るものとしての責任と、その背景まで含めてお客様と共有する大切さ、をお話していただく。
クラゲさんも、いい意味でいつものクラゲさんと違っていて、途中からどんどんエンジンが上がって行き、気付けば 1時間10分もお話していただいた。
毎回、時間内にきっちりまとめてくださるのだが、今回は熱がいつも以上に入り、最後の全国構想、には皆さん、自分も加わりたい!と共鳴されたのでは。
僕からは、最近のアメリカ進出の話や、商売は人、と非競争が基本、という話をさせてもらう。
そして今日の2日目! スモールデザイン菊竹さんのTシャツ刷り教室、に続いて、
ゲストとして、日本一のTシャツプロデューサー、そして、日本一Tシャツを愛する男、 マーズ16の北山さんに、大阪から来ていただく。 2005年の第3回に登場いただいて以来、約5年ぶり。 彼と僕とは、やっていることは対極に見えるが、おそらく根本はかなり近いところから生まれている。
いやー、今回の彼の話は本当にすごかった。震えるくらい。
マーズ16でやってきたこと、感じてきたこと、を踏まえ、 「売れるTシャツと売れないTシャツ」 を論理的に4段階に分類し話してくれる。
すべてのTシャツに、なぜこれは売れるのか、売れないのか、 マーケティング、心理学、視覚的なことも含めて自身で積み上げた理論をあてはめ、 的確に論じていく。
これは、物を売ることをされている業界の方なら、何万円出してでも聞きたい話。 今回受講された方々は超ラッキーだったですね〜
その後、北山さん、菊竹さん、宮城さん、増田さんと5人で食事へ。
どんどん話が盛り上がり、 それぞれの意見をぶつけあった。
僕がずっと今日北山さんの話を聞いていて、
「反骨精神」と「自己否定」
が人間を成長させる上で、いつまでたっても大切、ということを感じた。
いつも満たされない自分がいて、世間に対して、 俺がやってやるよ!と挑戦し続けている。
自分の限界をぶち破るために、自分を否定し、いったん破壊し、新たなエネルギーを生み出している。
この2つをいつも彼は持っている。
すごい男だ。
これは今の僕自身にも本当に大切なこと。
反骨精神と自己否定、 路上で漢字Tシャツを始めたころも、 おむすびやをやりたい!と思った動機も、 どちらも しょーもないブランドTシャツやマクドナルドを買っている人たちに、 何が正しいのか、俺が見せてやる、 という想いだった。
今は周りに恵まれすぎているなあ。 甘えちゃいけない。自己否定し、いったん壊し、新たに生まれ変わろう。
僕が一番勉強になった。
北山さん、どうもありがとう!また3年後に会いましょう^−^
受講していただいた皆さん、ありがとうございました!
|
マーズの北山さんの凄い!講義
遠くは沖縄から来てくれた方も
|