2009/10/04

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Tシャツ塾 18期にマーズ北山氏登場!
Tシャツ塾18期が終わった。
今回も、すばらしい受講生の皆様との出会いがあり、充実した会になる。
沖縄、宮崎などからの参加いただいた方もいて、多くの方は、実際にすでにビジネスをされていて、
新規事業としてTシャツで「地元に貢献」したいという方が多かった。

昨日の初日は、2004年の第1回から講師としてお世話になっている
久米秀幸さん、東京Tシャツ部クラゲさん、
に来ていただいた。

秀幸さんは5年ぶりにレジュメを刷新。お話していただく内容も、この5年間の久米繊維さん、秀幸さん、の変革を象徴するような、聞く側の心に染みる内容となっていた。

Tシャツをつくり、売るものとしての責任と、その背景まで含めてお客様と共有する大切さ、をお話していただく。

クラゲさんも、いい意味でいつものクラゲさんと違っていて、途中からどんどんエンジンが上がって行き、気付けば
1時間10分もお話していただいた。

毎回、時間内にきっちりまとめてくださるのだが、今回は熱がいつも以上に入り、最後の全国構想、には皆さん、自分も加わりたい!と共鳴されたのでは。

僕からは、最近のアメリカ進出の話や、商売は人、と非競争が基本、という話をさせてもらう。

そして今日の2日目!
スモールデザイン菊竹さんのTシャツ刷り教室、に続いて、

ゲストとして、日本一のTシャツプロデューサー、そして、日本一Tシャツを愛する男、
マーズ16の北山さんに、大阪から来ていただく。
2005年の第3回に登場いただいて以来、約5年ぶり。
彼と僕とは、やっていることは対極に見えるが、おそらく根本はかなり近いところから生まれている。

いやー、今回の彼の話は本当にすごかった。震えるくらい。

マーズ16でやってきたこと、感じてきたこと、を踏まえ、
「売れるTシャツと売れないTシャツ」
を論理的に4段階に分類し話してくれる。

すべてのTシャツに、なぜこれは売れるのか、売れないのか、
マーケティング、心理学、視覚的なことも含めて自身で積み上げた理論をあてはめ、
的確に論じていく。

これは、物を売ることをされている業界の方なら、何万円出してでも聞きたい話。
今回受講された方々は超ラッキーだったですね〜

その後、北山さん、菊竹さん、宮城さん、増田さんと5人で食事へ。

どんどん話が盛り上がり、
それぞれの意見をぶつけあった。

僕がずっと今日北山さんの話を聞いていて、

「反骨精神」と「自己否定」

が人間を成長させる上で、いつまでたっても大切、ということを感じた。

いつも満たされない自分がいて、世間に対して、
俺がやってやるよ!と挑戦し続けている。

自分の限界をぶち破るために、自分を否定し、いったん破壊し、新たなエネルギーを生み出している。

この2つをいつも彼は持っている。

すごい男だ。

これは今の僕自身にも本当に大切なこと。

反骨精神と自己否定、
路上で漢字Tシャツを始めたころも、
おむすびやをやりたい!と思った動機も、
どちらも
しょーもないブランドTシャツやマクドナルドを買っている人たちに、
何が正しいのか、俺が見せてやる、
という想いだった。

今は周りに恵まれすぎているなあ。
甘えちゃいけない。自己否定し、いったん壊し、新たに生まれ変わろう。

僕が一番勉強になった。

北山さん、どうもありがとう!また3年後に会いましょう^−^

受講していただいた皆さん、ありがとうございました!
マーズの北山さんの凄い!講義
遠くは沖縄から来てくれた方も

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ハンドル Anything 西村
性別
星座 しし
血液型 A
ホームページ http://www.anything.ne.jp
興味のある分野
メッセージ ■有限会社エニシング代表取締役社長

1973年広島市出身、1996年中央大学卒。大学3年のとき、1年弱、アメリカ一人旅(留学)。
2000年、5年お世話になった食品メーカー江崎グリコを脱サラ。当初は「漢字TシャツAnything」開始。原宿などの路上で販売を始める。

2004年から前掛けの製造を開始し、帆前掛けの産地・豊橋の職人さんたちと出会い「前掛けAnything」スタート。
ニューヨークへの前掛け飛び込み営業、毎年のNYやロンドン、パリ展示会、など様々な経験をしながら現在に至る。
2019年6月に330坪の土地を買い、豊橋前掛けファクトリー設立。
悪玉コレステロールUPに悩む、3児の父(^-^)
●趣味:プロレス格闘技、旅、うまい酒を気の合う仲間で楽しむこと

この日記では、日々思ったことや仕事などについて思うままに書いております。


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