匠の街 飛騨高山へ
日本のお土産作り、のお仕事で、 人生ではじめて飛騨高山を訪問。
自身が発信するメッセージが変われば、出会う人も変わってくる、と以前Wataruさんに教えてもらったが、 先月のNY出張から、まさにそういう状況が起こっている。
日本をキーワードに世界に様々な発信をしている人たち(お茶屋さんであったり、雑巾屋さんであったり…)を紹介してもらったり、出会ったりする機会がどんどん増えている。
表に出ていない日本の良さを見つけ、世の中に発信する。それに関わる人たちが少しでも夢を持ち、元気になる仕組みを作っていく。Anythingは、もう徹底してそれをやっていこうと思っている。
国内はもとより、世界に発信していくことで、意識が変わり、モノとお金がまわり、各地に雇用が生まれ続いていく。 各地での意識改革と仕組み作りを極めていく、と強く心に決める。
そんな中、「定番のおみやげを作りたい」というお話をいただき、新宿から高速バスで5時間、岐阜県飛騨高山へ到着。
街自体はそれほど大きくないが、 江戸時代からの街並みが素晴らしい。
ミシュランの観光地に選ばれたことや、近くの白川郷が世界遺産で人気なこともあり、海外からのお客様も多い。
中でも櫻山八幡宮にある、「屋台会館」が本当にすばらしかった。
高山は、大和朝廷の時代から、選ばれし職人(匠)を毎年税のかわりに送っていたそうで、脈々と彼らの技術が受け継がれている。
その象徴となっているのが、江戸時代に作られた「屋台」。23台残っているうちの、4台を屋台会館で見られる。
えー、これが江戸時代のもの!? その彫刻や色彩に驚かされる。
呼んでいただいたお客様とは、僕らの得意分野を含め、 せっかくの世界に誇る観光地なので、出来るだけ日本で作ったものをお土産として販売し、長く愛される商品を作って行きましょう、と話す。
散策の途中で出会ったイギリスからの観光客の2人と友達になり、 そばを食べながら「仕事のモチベーション」「文化を続けていくこと」「スタジオジブリ」などについていろいろ話す。
自分はこんな考えで仕事をしている、ということをお互い話しながら、コミュニケーションを図った。
飛騨高山、すばらしい街だった。 特に「屋台」は必見です。
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屋台会館に展示されている屋台。江戸時代のものですよ!
飛騨牛にご満悦のスタッフ ヒガシ
すばらしい町並み。お勧めです。
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