世界に富山県高岡の製品を売る
9月、墨田の深田兄貴に声をかけていただいき、参加させてもらった「燃える人の会」。
全国で地場産業を盛り上げる人たちが集まり、勉強会を行っている。
100名以上集まるその懇親会で、たまたま空いていた1つの席に座ったのがきっかけで、 お隣にいらした、富山県高岡市のホクセイプロダクツ 冨田社長にお会いした。 高岡の伝統であるアルミ製品の会社を経営され、自社製品のみならず、高岡のリーダーとして伝統産業の世界発信をされている、二枚目若社長。
その冨田社長に誘っていただき、都内のホテルでの商談に立ち会わせていただいた。
ご紹介いただいたのは、フィンランド在住で、日本の商品を現地(フィンランド+ヨーロッパ)で販路拡大したいメーカーのコーディネートをされている熊谷さんと、
高岡の錫、青銅で次々と新しいデザインプロダクトを出され、世界に販売されているメーカー「能作」の能作社長。
9時〜1時までお4時間、他ではまず聞けない、実体験に基づいた本当に貴重な話ばかりだ。
・お金をかけるべきところ、かけないところ ・デザインの重要性 ・世界に出ていく際に重要な要素
など、これからのAnythingに必要なヒントをたくさんもらった。 先月アメリカでの展示が終わってから、次のステップを模索している最中だったので、今まで悶々としていたものがパッと晴れた。
特に「お金をかけるべきところ」は、僕は今まで勘違いしていたなあ、とはっきり分かった。
今までは、ついつい、単発の目先の費用対効果ばかり気になっていた。 使うところにはしっかり使わなきゃいけない、その投資なんて将来すぐに元が取れる、気にし過ぎないほうがいい、と教わった。
デザイン、というものの考え方についても、目から鱗が落ちる。
世界で通用するための5つの要素については、僕なりに
「商品そのもの」 「そしてデザイン」 「効果・効能」 「使いやすいさ、使い心地、肌ざわり、やさしさ」 「ルーツと歴史」
の5つだとまとめた。
特に「デザイン」「使いやすさ、使い心地」、人の心に響く2つは大切なんだなあ。
冨田社長、本当にありがとうございました!
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