2009/11/11

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世界に富山県高岡の製品を売る
9月、墨田の深田兄貴に声をかけていただいき、参加させてもらった「燃える人の会」。

全国で地場産業を盛り上げる人たちが集まり、勉強会を行っている。

100名以上集まるその懇親会で、たまたま空いていた1つの席に座ったのがきっかけで、
お隣にいらした、富山県高岡市のホクセイプロダクツ 冨田社長にお会いした。
高岡の伝統であるアルミ製品の会社を経営され、自社製品のみならず、高岡のリーダーとして伝統産業の世界発信をされている、二枚目若社長。

その冨田社長に誘っていただき、都内のホテルでの商談に立ち会わせていただいた。

ご紹介いただいたのは、フィンランド在住で、日本の商品を現地(フィンランド+ヨーロッパ)で販路拡大したいメーカーのコーディネートをされている熊谷さんと、

高岡の錫、青銅で次々と新しいデザインプロダクトを出され、世界に販売されているメーカー「能作」の能作社長。

9時〜1時までお4時間、他ではまず聞けない、実体験に基づいた本当に貴重な話ばかりだ。

・お金をかけるべきところ、かけないところ
・デザインの重要性
・世界に出ていく際に重要な要素

など、これからのAnythingに必要なヒントをたくさんもらった。
先月アメリカでの展示が終わってから、次のステップを模索している最中だったので、今まで悶々としていたものがパッと晴れた。

特に「お金をかけるべきところ」は、僕は今まで勘違いしていたなあ、とはっきり分かった。

今までは、ついつい、単発の目先の費用対効果ばかり気になっていた。
使うところにはしっかり使わなきゃいけない、その投資なんて将来すぐに元が取れる、気にし過ぎないほうがいい、と教わった。

デザイン、というものの考え方についても、目から鱗が落ちる。

世界で通用するための5つの要素については、僕なりに

「商品そのもの」
「そしてデザイン」
「効果・効能」
「使いやすいさ、使い心地、肌ざわり、やさしさ」
「ルーツと歴史」

の5つだとまとめた。

特に「デザイン」「使いやすさ、使い心地」、人の心に響く2つは大切なんだなあ。

冨田社長、本当にありがとうございました!

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ハンドル Anything 西村
性別
星座 しし
血液型 A
ホームページ http://www.anything.ne.jp
興味のある分野
メッセージ ■有限会社エニシング代表取締役社長

1973年広島市出身、1996年中央大学卒。大学3年のとき、1年弱、アメリカ一人旅(留学)。
2000年、5年お世話になった食品メーカー江崎グリコを脱サラ。当初は「漢字TシャツAnything」開始。原宿などの路上で販売を始める。

2004年から前掛けの製造を開始し、帆前掛けの産地・豊橋の職人さんたちと出会い「前掛けAnything」スタート。
ニューヨークへの前掛け飛び込み営業、毎年のNYやロンドン、パリ展示会、など様々な経験をしながら現在に至る。
2019年6月に330坪の土地を買い、豊橋前掛けファクトリー設立。
悪玉コレステロールUPに悩む、3児の父(^-^)
●趣味:プロレス格闘技、旅、うまい酒を気の合う仲間で楽しむこと

この日記では、日々思ったことや仕事などについて思うままに書いております。


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