2010/06/02

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醤油の蔵を訪ねて・・・万太郎さん
全国の小さなこだわりの「醤油蔵」を訪ねて歩き、

醤油、食、のものづくりと楽しさを伝える活動をしている若い男性がいる。

彼の名は、高橋万太郎さん、30歳。

以前、エニシングの前掛けを注文してくれた際に、

おもしろいことをやっている若者がいるなあ、と思っていたが、

その後、東京Tシャツ部のクラゲさんが事務所に遊びに来てくれたときに、

「西村さん、あるイベントで、おもしろい人がいたんですよ!西村さんとやっていることが似ているなあ、と…。」

と教えてくれ、サイトを一緒に見たのが、彼の「職人醤油.com」

あ、Anythingの前掛けしてくれてる!あの時の…、と思いだした。

プロフィールの写真を見ると、しっかり前掛けをつけてくれているではありませんか!

普段は地元の群馬で自分の会社をやっているが、東京に来る、ということでうちの事務所に来てくれた。

大学卒業後、キーエンスで営業をし、26歳で独立起業。(僕の経歴と似ている^^;)

米、味噌、酒、などと並び、日本食文化の原点のひとつ「醤油」。
(醤油を作っている蔵は、大手も小さなところも含め、1600近くあるという。
東と西でも大きく味は違うし、それぞれ特色がある。)


彼は醤油、を通じて、日本の食、を考える「きっかけ」を作る役割に徹しようと考えている。

醤油蔵を何度も訪問し、自分がやりたいこと、を伝え、職人さんたちに協力してもらう。
そして、小さな「小瓶」に詰めて、オリジナル商品を作ってもらい、その小瓶をお客さんが選ぶ楽しさ、を知ってもらうため、こだわりスーパーや、おしゃれな雑貨屋さんなどに「小瓶醤油コーナー」を作っている。

(10年以上前、僕が江崎グリコでお世話になっているときに、
ジャイアントコーンやパピコなどの100円のアイスクリームを小型化・ダウンサイズし10品並べ、売り場でで選んでもらう、「ラブリーチョイス」という売り場作りをしていたが、
その醤油版、といったところか。)


これは紹介したい!!と惚れた小さな醤油メーカーさんを口説き、契約する。
そして、彼らの商品が、みなさんの口に触れる機会を作っていく。

全国を自分の車、で訪問し、
断られても惚れてしまったら何度も行く、という。
「三顧の礼、じゃないですけど、まず’3回行く’のが大事なんですよ」

そうして今では、67ものこだわりの蔵さんとネットワークを作り、活動し、最近では直営ショップもオープン。

おもしろいなあ。

Anythingが前掛けでやっていること、と
彼が醤油でやっていること、
をお互いどんどんぶつけあい、あっという間に2時間が経過。

「お客さん」が、なにを求めているのか、
何を知りたいのか、何が分からないのか、

そいうったことを、
お客さんと近い立場で情報を吸い上げたり提供したり、発信したりし、
「作り手とお客さんの距離を縮める役割」
をしている。

「人があって、ものがある」

我々Anythingとも今後ネットワークを作っていろいろ刺激し合える仲になる。

来ていただいてどうもありがとう!

●万太郎さんのお店「職人醤油」
http://www.s-shoyu.com/

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ハンドル Anything 西村
性別
星座 しし
血液型 A
ホームページ http://www.anything.ne.jp
興味のある分野
メッセージ ■有限会社エニシング代表取締役社長

1973年広島市出身、1996年中央大学卒。大学3年のとき、1年弱、アメリカ一人旅(留学)。
2000年、5年お世話になった食品メーカー江崎グリコを脱サラ。当初は「漢字TシャツAnything」開始。原宿などの路上で販売を始める。

2004年から前掛けの製造を開始し、帆前掛けの産地・豊橋の職人さんたちと出会い「前掛けAnything」スタート。
ニューヨークへの前掛け飛び込み営業、毎年のNYやロンドン、パリ展示会、など様々な経験をしながら現在に至る。
2019年6月に330坪の土地を買い、豊橋前掛けファクトリー設立。
悪玉コレステロールUPに悩む、3児の父(^-^)
●趣味:プロレス格闘技、旅、うまい酒を気の合う仲間で楽しむこと

この日記では、日々思ったことや仕事などについて思うままに書いております。


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