2011/02/10

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商いは、心理学だ
江崎グリコ勤務時代の先輩、吉本さんと11年ぶりに会う。

吉本さんは僕より7つくらい年上、
グリコではアイスクリームの商品開発をてがけ、ヒット商品をたくさん出しているスーパー開発マン。

今で言う、クリエイターさんかな。

当時は僕は駆け出しの東京の営業マン、吉本さんは大阪の商品企画開発、若手のトップ。

吉本さんが開発した商品の東京市場でのテストマーケティングを一緒に行ったり、
大阪-東京をお互い行き来しながら、いろいろとお仕事をさせてもらっていた。

また全国から部署を超えて若手を集めて今後の会社の方向性を語り、探る合宿にも
共に参加していたので、
朝まで本当に熱く語り合った仲。


ハンサムで、おしゃれで、バブルを知っている世代の方なので、遊びや良いお店も知っていて、いい兄貴分的存在。

そんな吉本さんと11年ぶりの再会。
きっかけは、小金井在住の売れっ子雑貨・文具デザイナーの宇田川一美さんだった。

宇田川さんが、あるとき、

「私、グリコのかた知ってますよ。吉本さんっていう…」

という一言が発端となり、

「え〜!なら一緒に会いましょう!」

という運びになった。

そして11年ぶりの再会を果たした今日…

熱い熱いトークが心に沁みた。

江崎利一(グリコの創業者)から学んだ、
商いは心理学だ
ということや、

本当にお客さんに求められる商品、お店とは?

など、吉本理論をたっぷり聞かせてもらう。

約6時間語り合ったが、今の西村、そしてAnythingにとっても大切なお話しばかりだった。

・商売、商品に妥協をしない
・お客さんがうなる、くらい良いもの、おもしろいもの、深いものを作っていく
・頭で考えるのではなく、自然体でやっていく

それらを強く心に誓った。

今、このタイミングで出会えてよかった。

また、11年前、何も分からず脱サラしたときには

その後、前掛け、というものと出会い、
使命感をもって仕事が出来ている、

とは夢にも思わなかった。

前掛け、というものに出会ったこと、にも感謝。

吉本さん、宇田川さん、ありがとうございました。
鯛めしのうまい店、に連れて行ってもらう こころにふかく沁みる味だった

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ハンドル Anything 西村
性別
星座 しし
血液型 A
ホームページ http://www.anything.ne.jp
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メッセージ ■有限会社エニシング代表取締役社長

1973年広島市出身、1996年中央大学卒。大学3年のとき、1年弱、アメリカ一人旅(留学)。
2000年、5年お世話になった食品メーカー江崎グリコを脱サラ。当初は「漢字TシャツAnything」開始。原宿などの路上で販売を始める。

2004年から前掛けの製造を開始し、帆前掛けの産地・豊橋の職人さんたちと出会い「前掛けAnything」スタート。
ニューヨークへの前掛け飛び込み営業、毎年のNYやロンドン、パリ展示会、など様々な経験をしながら現在に至る。
2019年6月に330坪の土地を買い、豊橋前掛けファクトリー設立。
悪玉コレステロールUPに悩む、3児の父(^-^)
●趣味:プロレス格闘技、旅、うまい酒を気の合う仲間で楽しむこと

この日記では、日々思ったことや仕事などについて思うままに書いております。


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