ニューヨークの旅2011〜1日目
2007年4月に前掛け10枚を持って訪れたニューヨーク。
今年で4年目に入るが今回はまた特別な旅。 今までに出会ってお世話になっている方々とのご縁と、 今回新たに出会う方たちとの新しいご縁。
どのように入り混じり、どんな展開になるのか、 期待と不安を超越した、無に近い心境での旅となる。
いや、無に近い心境にならないと突破できないと自身で感じている旅か。
昨年、送った荷物が1つも届かないというとんでもない体験をしているだけに、今年は入念に準備。
前日も夕方5時には仕事を終え、ゆっくり家で子供たちと過ごし、 落ち着いた心境でのスタートを切ることができた。
朝5時30分に家を出て、三鷹から成田エクスプレスに乗り、1本で成田空港へ。 乗り換えが無い分、とっても楽だ。
空港へ着くと、今回行きも帰りも飛行機が一緒になる、富山県高岡の若手経営者のリーダーで、2年前からお世話になっている冨田社長と会う。
冨田さんはビジネスクラス、僕はもちろんEconomyなので^^; また現地で会いましょう、と言って別れる。
嫁さんに出発前「冨田さんはやっぱりすごいね、ビジネスだって。」と言うと、 「あんたねえ、ニューヨークにビジネスで行く人はビジネスに乗るもんよ!がんばって稼ぎなさい!」
11時過ぎのJALのフライトだったので、 出発前に「寿司」を食べる。向こうでも日本食はなんでも食べられるのだが、出発前にはいつも日本食を食べておこう、という気持ちに。
13時間のフライト。 いつも機内で実践している西村流人脈術?がある。
13時間も一緒なら、それは「ご縁」があるということだから?、 隣の人と、一度は話す、というもの。
これは大学生のころや、社会人で一人旅をしているころからずっと出来るだけ心がけているもので^^
相手が露骨に「話しかけないで」といやな顔をすると諦める、 話しが続くとそのまま自然に任せてお話する。
日本人、外国人、問わず。 意外とみなさん話をしてくれるので、その後住所やメール交換して、今でも付き合いの続いている人たちもいる。
今回は真ん中の席で両隣、日本人の方。 男性は、ちょっと話しただけ。 隣の若い女性とは話があい、聞くと大学の後輩だった。それは話が早い。 これが縁(エニシング)なんですよね〜
友人たちはこれを「お前、それナンパっていうんじゃ」というけど、 いや、たまたまそれが若い女性だっただけで、そうじゃなく、人、に興味があるからどうしてもそうなってしまうんです! 仲良くなるのは悪いことではない(笑)
その女性も世界中を旅している方で、 いろんな興味深い話を聞かせてもらう。
「個人の力、は想像以上にすごい。世の中を変える力になることもある」 「世界を旅すると、自分の立ち振る舞いが、イコール、その国の人にとって、日本と言う国の印象になる」 「我々はあまり歴史、を知らない。たとえば、明治23年、トルコのエルトゥールル号が和歌山県沖で座礁、その事件以降、トルコの人たちは日本に好意を抱いてくれていることなど(が、日本ではその事件を学ぶ機会は少ない)」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%AB%E5%8F%B7%E9%81%AD%E9%9B%A3%E4%BA%8B%E4%BB%B6
「お互いさま、というのは日本の文化でもある。一人、の力はすごいけど、一人でできることは限られている。助ける、助けてもらう、ことも時には大切。」
などと話す。
JFK空港で冨田さんと再会し、タクシーでホテルへ。 冨田さんは13年ぶりのニューヨーク、とのこと。55ドル、40分程度で午後1時にホテルに着く。
荷物を置いて、アメリカでの電話を借りてもらっている写真家の友人、成美さんに電話し、リンカーンセンターで会う。 僕と同じ誕生日、マヤ暦の正月?生まれの娘さん・空ちゃん1歳に1年ぶりの再会。 たまたま高知から来られていた御両親にコーヒーを御馳走になりながら、高知の話をする(今回の僕のニューヨーク滞在の目的の一つが、高知龍馬記念館の皆さんと、ニューヨークで日本、龍馬、を伝えること)。
電話を受け取り、いつも大変大変お世話になっている、NY生活の三浦さん久松さん、ジャパンソサエティ源さん、紀伊国屋のフラー店長を訪問し、皆さん1年ぶりの挨拶させてもらう。
18時45分のホテルロビーで冨田さんと待ち合わせし、 日本でお世話になっている方に「NYへ行くならこの方と連絡とったほうがいいよ」と紹介していただいた、のぞみさん、めぐみさん、という女性お二人と初対面。
のぞみさんは、サマーキャンプやHappyDollという活動を通じて世界各国の子供たちの教育プログラムをなさっている方。
めぐみさんは映画監督さんで、ハーブ&ドロシーという初監督をつとめたドキュメンタリー映画が大ヒット。
http://www.herbanddorothy.com/jp/
そのお二人に、冨田さんの大学時代の友人、NY在住の日経新聞記者、西村さんが合流し、5人で、Junoonという素敵なインドレストランで食事。
一人ひとりの仕事のこと、日本のこと、震災のこと、
7時から話していたのだが、気がつくと11時30分に。
初対面にもかかわらず「ずっと前から知り合いだったみたいな感覚」で話が盛り上がり再会を約束する。
「志を共にする仲間と手をとりあってがんばっていくとき」
という言葉が印象に残る。
とっても素敵な新しい御縁も生まれた初日となった。
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11時20分、出発!
お借りしたスマートフォン、助かりました〜
地下鉄のユニクロ広告。NY中、いたるところに。JapanTecnology、表現の仕方がニクイねえ。
夜の素敵な食事会 のぞみさん、日経・西村さん、冨田さん、めぐみさん、そして私・西村
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