1970年世代の役割と責任
今日は、ニューヨークの写真家マサキさんに紹介してもらった、東京で修業する写真家の卵・内田くん(25歳の男の子)がお店に遊びに来てくれた。
なんかかんやで、途中、来客されたお客様を交え、いろいろ話していたら、4時〜8時まで、4時間経っていたが、その話がとても面白かった。
日大芸術を出てカメラマンの道へ飛び込み今修業中。俺よりも13年下、一回り以上下だけど、いろいろ勉強になる。
(二人で話したこと)
・表面的な成長、金儲け、シェア拡大、で来たビジネス一辺倒の世の中はすでに終わっている、とだれもが分かっているはずなのだが…
・彼の世代は、過去の延長線上に未来は無いと誰もが分かっていて何とかしたい、と思って動いているが、 なぜ今のおじさんたちはそんな一番分かりやすいことにも気が付いていないのか?それが不思議で仕方ない
・新しいことをつぎの時代に向けて「産み出す」とはどういうことか。今の大きな会社の温い生活しか知らないサラリーマンにはそれが出来ないし、意味さえ分からない。ただそれは今の環境だから責められない
・極々稀に会社の中からも自ら「産み出す」ことをやる人材が出てくる それを「このビジネスは、こいつは見込みある」と判断し、実行していいよ、と指示できるのは’トップ’だけだ。自分の上司とか、部長さん、とかにはそれは判断できない。なら、本当のトップ(社長)、の心を動かせばいい。
・未来に向かって価値を生み出す、ということは「これからの世の中で’循環する’仕組みを創り、結果、人の、社会の、役に立つ」ということ。
・昔の日本の商店、仕事などには、きちんと「個」があった。ならば今の「個」は、セブンイレブンのフランチャイジー(加盟店)の中にあるのか? (この考察はひとことで、セブンイレブン、そりゃ違うよ、とは言えない。掘り下げるともうひとつ見える気がする)
・今のつまらない世の中を俺たちが踏み越えて行かないと変わらない
などなど。
俺達1970年世代は、まだ何とか日本が元気だったころを自身の肌感覚で知っている。
が、彼らはそれらを全く知らないからこそ、ポンっとつぎへ行ける可能性がある。
といろいろ考えていると、1970年世代は
1、1950〜60年代と1980年代以降をつなぐとっても大事な’つなぎ世代’
と同時に
2、相当、芯を、俺は私はコレ、で勝負してるから、っていうことを持っていないと、スーッと飛びこされて役目がなくなっちゃうよ、
ということを感じた。
内田くんの1つ下に、またおもしろい男の子がいるらしいので、 今度はその子を紹介してもらうことになった。
内田くん、どうもありがとう!
ほんとの出会い ---------------------------------------
ほんとの出会いとは、 信じられない確率の中から、 予想だにしない角度から、 バーンと一瞬にして出会うことだと分かった
精子と卵子がすごい確率で出会い、 結果、生命が産みだされるみたいなもの
そうか〜 お互いが出会い、何かを産み出すときの出会いは まさに生命の誕生とか、宇宙の誕生のビッグバン と同じかも
それは、何か大きな力によって そのように仕組まれていたんじゃないの^^ と考えるしかないくらい
その力には人間なんて逆らっちゃいけない
人間はいつも ちっちゃな頭で考えて 利用しようとしたり、 支配しようとしたり、 奪おうとしたり…
そんな「であい」を繰り返して 世の中は変わっていくのかなあ
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