3年間は一人でやれ
12年前、脱サラしたときに、いろんろ先輩経営者の人たちを突撃訪問し いろんな話を聞いた。
ファンケル創業者で当時の通販協会会長さんだった池森氏をはじめ 「ちょっとお時間ください」と、大きな会社、小さな会社、 様々な経営者の方々に経営について意見をもらっていた。
サラリーマンの雇われ社長、ではなく、創業者さんや 親から引き継いだ、ホントの経営者の方々。
そんな中で何人もの方に言われたのが 「最初の3年間はどんなに苦しくても’一人’でやりなさい」 という一言。
最初は何のことを言っているのか分かっていなかったが あまりに多くの方々が同じことを言われるので、 「これはそうしたほうがいいんだろうなあ、じゃあそうしよう」 と一人で始めた。
今はっきり分かることが とにかく最初、軌道に乗せる、離陸させるまで(特に最初の1〜2年)が 食えないからとっても大変なんだけど そこを「誰にも頼らず乗り切ることでいろんなことを学べ」 と言ってくださっていた、ということ。
同時に、それまでの自分の会社員時代の考え方、行動、体質を 一旦壊してゼロから創造していかないと、自分の新しい価値を持った 会社は創れない、ということ。
そんなことを皆さん 「3年間は一人でやりなさい」 という言葉に置き換えて教えてくれていた。
これは今、にも言えて、 これから今までの我々が経験していなかった経済に突入して行く中で いつでも
「たった独りでも生き抜く力を付けておきなさい」
ということにも通じる。
決してたった一人、と言う訳ではなく、実際は協力してくれる業者さんだったり、 家族だったり、真の友人だったりがいるんだけれど
気持ちとして「頼る」「人のせいにする、社会・時代のせいにする」 などを無くしておかないと、そういう自分の体質にしておなかいと、 あとから結局自分で八方ふさがりを招くことになりかねない。
今、苦しんでいることは 決して無駄にはなりませんから、 楽しくがんばりましょうね〜
|
|