2012/12/10

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広島原爆資料館へ約20年ぶりに…
広島の神垣さんにトークライブに呼んでもらった関係で、
久しぶりに広島へ帰った。

しかも、今回は、愛知・豊橋の前掛け職人「日本で唯一本物の前掛けを織る男」芳賀さんと一緒に。

芳賀さんは僕の父親と同じ年(64歳)で、アメリカなど各地へ一緒に行ってもらっているが、今回初めて広島へ来ていただいた。

僕としては芳賀さんにヒロシマの地を踏んでもらう、もうそれだけで十分なんだけど、
宮島と原爆ドームという世界遺産2つを一緒に回れ、親も紹介できたことでまたいろいろ感じるところがあった。(親父と芳賀さんは誕生日が5日違い^^)

宮島は子供の頃、毎月、必ず1回、商売繁盛祈願で大聖院へ親、曾祖母とお参りに行っていたが、今回友人の岩村くんの口利きで「大願寺」の奥さんに中に入れてもらった。
●大願寺
http://www.miyajima.or.jp/sightseeing/ss_daiganji.html

幕末長州戦争の際、幕府方の勝海舟と長州藩が和解のために話をした間に通してもらい、
そこで鎌倉時代1200年から続くお寺の歴史や厳島神社の歴史をいろいろと聞く。

幕末当時、海舟さんがそこに座っていたこと海舟さんは、墨田出身でもあり、今は龍馬財団で海舟さん玄孫の高山みなこさんにお世話になっていたり、何かと接点があったこともあり特に感慨深いものがあった。
(友の岩村くん、ありがとう^^)

その後、原爆資料館へ。
大学時代に行って以来だと思うので、もう20年ぶりか。

館内は当時とはあまり変わっていない。
当時うちの実家あたりの写真(寺町。爆心地から900メートル)も見たがやはり壊滅状態。
いろいろと、今、だからこそまた新たにお感じるところがあった。
館内は混み合っていて、海外からの来場者も多く、昔よりも関心を持つ方が増えている気がした。

芳賀さんと
「これを見ると今回の選挙じゃないが、’原発推進’とは決して言えないよね」
と話した。

戦前からの、アメリカの戦争依存の歴史は今も続いていて、
その場所は広島であり、福島であり…
そこには当然多くの「人」が普通に暮らしていたわけで…。

小学生当時、原爆資料館の見学コース最後に書かれていた文字
「被爆者の2世、3世への影響は、今調査中である」
という一文は今回無くなっていた…。



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ハンドル Anything 西村
性別
星座 しし
血液型 A
ホームページ http://www.anything.ne.jp
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メッセージ ■有限会社エニシング代表取締役社長

1973年広島市出身、1996年中央大学卒。大学3年のとき、1年弱、アメリカ一人旅(留学)。
2000年、5年お世話になった食品メーカー江崎グリコを脱サラ。当初は「漢字TシャツAnything」開始。原宿などの路上で販売を始める。

2004年から前掛けの製造を開始し、帆前掛けの産地・豊橋の職人さんたちと出会い「前掛けAnything」スタート。
ニューヨークへの前掛け飛び込み営業、毎年のNYやロンドン、パリ展示会、など様々な経験をしながら現在に至る。
2019年6月に330坪の土地を買い、豊橋前掛けファクトリー設立。
悪玉コレステロールUPに悩む、3児の父(^-^)
●趣味:プロレス格闘技、旅、うまい酒を気の合う仲間で楽しむこと

この日記では、日々思ったことや仕事などについて思うままに書いております。


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