2013/03/11

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2年目の3.11
午後2時46分、社内でNHKのテレビを付けながらみんなで1分間の黙祷。

わずか2年前。

あの日を境にみんなの心は変わったようで
僕の最近知り合う若者たちも
何か世のために自分を活かしたい、
という子が増えている気がする。

先日会った夏目さんという若い子も、
京都後に岐阜から思い切って東京へやってきた20代半ばくらいの子。

仕事はとくにコレ、って決めていないけど
何か動かなきゃ、と東京へ2カ月くらい前に出てきた、と言う。

とっても良い気持ちを持っているので、
縫製の大里さんのところや、豊橋の前掛け工場へ連れて行った。

『最近は、簡単なもの 手間のかからないもの すぐに役立つもの 時間のかからないもの
使い捨てもの 効率の良いもの 楽なものなどなどがもてはやされて
物であっても職であってもそういうものが最善になっっている気がします
消えちゃだめなものまで省かれ消えている気がします

時間と手間をそそいで仕事に愛着と誇りをもちたいなぁと実感しました
うれしいとか楽しいとか面白いとかわくわくとかどきどきとか 
そういう人間らしいちょっとした感情が
私からも関わる人達からも きちんと汲み取れる仕事を…』

という感想をくれた。

一方で、明るい未来の見えないこの日本で
「もうどうでもいいや」
となっている声も聞く。

世の中なんて変わらないでしょ、
政治なんて誰がやっても一緒でしょ、
とか…。

そう思ってしまうことも分からないでもないけれど…

せっかく生まれてきたんだから
そう思いながら今の時間を過ごすことは
とってももったいないと思う。

なんか違う、と感じる、
だから動いてみる。

2年目の3.11。
ひとりひとりが、世の中が良くなる様に、
できることを少しでも。
日本応援Tシャツ第3弾発売中

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ハンドル Anything 西村
性別
星座 しし
血液型 A
ホームページ http://www.anything.ne.jp
興味のある分野
メッセージ ■有限会社エニシング代表取締役社長

1973年広島市出身、1996年中央大学卒。大学3年のとき、1年弱、アメリカ一人旅(留学)。
2000年、5年お世話になった食品メーカー江崎グリコを脱サラ。当初は「漢字TシャツAnything」開始。原宿などの路上で販売を始める。

2004年から前掛けの製造を開始し、帆前掛けの産地・豊橋の職人さんたちと出会い「前掛けAnything」スタート。
ニューヨークへの前掛け飛び込み営業、毎年のNYやロンドン、パリ展示会、など様々な経験をしながら現在に至る。
2019年6月に330坪の土地を買い、豊橋前掛けファクトリー設立。
悪玉コレステロールUPに悩む、3児の父(^-^)
●趣味:プロレス格闘技、旅、うまい酒を気の合う仲間で楽しむこと

この日記では、日々思ったことや仕事などについて思うままに書いております。


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