伊勢神宮へ
僕がこの10年来、一番お世話になっている、 愛知県豊橋で日本一の前掛けを織る芳賀さん。
以前も書いたが、去年12月にはじめて故郷・広島へ来てもらい、 友人・岩村くんの計らいで宮島の普段見れないところをご一緒した。
「西村君、今度は、フェリーで豊橋から伊勢神宮へ行くルートがあるから、厳島神社の次は、お伊勢さんへ行こう!」
と言っていただき、人生はじめての伊勢神宮へ。
千葉鴨川で鎌倉時代からの神社をやっている親友岡野君に以前からいろいろ聞いていたので幻想は高まっていたが、 40歳になる手前、次の西村の人生をかけるテーマが見つかりかけたこのタイミングで行くことになるとは。
伊良湖からフェリーに乗って鳥羽へ。 その後、鳥羽からJRに乗って伊勢神宮へ。
芳賀さんとはニューヨークも何度も一緒に旅行しているので、 いつもの「現場判断!」で楽しく向かう。
はじめての伊勢神宮の存在感、エネルギーは想像していたものとは違っていた。
(伊勢神宮で感じたこと)
・原点、シンプル、人に見られることを意識していない、そぎ落とされている ・MAMORUWA ・役割を間違えず、シンプルに、循環の仕組みを創っていく ・基本はやはり「食・米」 循環、食事、有り難し ・倭文御裳(しどりのみも):前掛けの原型?儀式のときの衣裳 ・見せないから見たくなる ・そのほか、真珠の養殖に世界初成功 (明治時代 御木本氏)
おおきな力をもらい、帰りに芳賀さんと伊良湖のホテルで太平洋のサンセットを見ながら、美味しいコーヒーを片手にいろいろ話した。
僕のなかで、今後、10年かけてやることがきまった。
今まで目をつむって、見て見ぬふりをしてやらなかったこと。
いや、その時にはできないと思い込んでいたこと。
今なら、これからなら出来る。
とたんに視野が広がった気がした。
これから、前人未到の領域へ!? それはちょっと大げさかなあ。
だけど、誰も今までやっていなかったこと。 楽しみ。 やるしかない。
腹がくくれた伊勢神宮への旅。
芳賀さん、ありがとうございました!
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