滞っていないかどうか…
仲間の方々と話していて出た話が、
大切なことのひとつが、いつの世も 「滞らない(とどこおらない)」こと。
別の言い方をすると、「常に流れているか」「循環しているか」
血液でも、政治でも、組織でも、商売でも、街でも、人でも、 言えるとおもうが、今の世の中の閉塞感は
「滞っているから」
と言える。
戦後、出来上がった世の中も、気が付けばもう終戦から68年経っていて、50年くらい前に出来た形態が今でも幅を利かせ、新しいものを産み出せないでいる=滞っている。
日本の大手企業とか、政治とか、 小金井を見ていても、 状況はほとんど同じで、お偉いさんたちが今もしっかり居座ってて、 新しいことは出来ないで皆何も言いださない雰囲気。
偉そうなことを言うわけではないが、その閉塞感をやぶっていくヒントのひとつが、 「前掛け」で僕らがこの10年やってきたことにもあるのでは、と思う。
例えば、ライフスタイルの変化と共に、世の中とかい離し始めていた前掛けを、 「1枚から作れる」ことにして、製造件数を上げていくことで、回転を促し世に広まっていったことや、
日本一の前掛けの産地・豊橋の皆さんと、最高の前掛けを、値段をグッとあげてでも最高のものづくりの研究開発を続けていること、
その職人さん達やデザイナーさんと一緒に、年に1回のニューヨークイベント!という言葉も通じない異国でチャレンジし、新たな空気を吸うことで、次を産み出していくこと
など。
身近なところでは、滞りを無くす方法としては、
事務所にじっとしている時間を減らし、外で人と会ってみる、
年に1回300万円のしごとをしていたのを、10万円で30回のしごとに切り替えて回転をあげる、
事務所をみんなで片付ける、または引っ越しする、
式年遷宮のように、ルールを決めて今まで作ったものを壊してまたスタートする、
などいろいろやり方ある。
頭だけでなく、 実際の行動で「停滞」を取り除いていけば 【余分なものを捨てて行けば】 不思議と新しい何かが入ってきて、
いきていること、仕事をしていること、 まわりの人と話ができること、などが 楽しくなって
いつの間にか、今までできていなかったことができるようになっている。
するとますます楽しくなる。
動いていると、結果、いつの間にか 好「循環」になっている。
とにかく、腹が決まったら、 続けていく事、動き続けていくこと、 止まらないことですね。
*と、偉そうなことを書きながら 60、70になると、滞ってるおっさんに俺が一番なっていそうだなあ…^^; そのときは注意してね^^
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