将来は自ら創っていくもの
この春、美術大学を卒業し、社会人になって3か月のAさんが小金井にやってきた。
2年前、ある展示会で出会い、 がんばっているのを見て、イベントに誘ったり、人を紹介したりしている。
今日話していると、 新しい環境のなかで、自分の将来が見えなくなってきているようで、
「極端に言うと、将来は、草原の中の家で自給自足できればいいかな、と思ってるんです」
と言うので、そのエネルギーを草原の周りの人がちょっとでも幸せになるようなことに使った方がいいよ、と話した。
ミルクをちょっとおすそ分けするとか、 雑草を他の人の家の分も刈ってあげるとか…
どうしても、人間行き詰まると、 自分へ自分へ 内へ内へ 行きがちだけど
そこを周りの人たちへ 外へ、外へ 逃がしていくことを覚えると
生きていることが楽しくなって 次へのエネルギーがまた出てくる
結果、元気がでるから行動できるようになるんじゃないかなあ。
彼女は美大卒、絵がとてもうまいので、 今、このお店でちょっと幸せのおすそ分け、してみようよ、
と言って、店員さんの似顔絵をその場で書いて渡してあげた。
渡すと、驚き、とっても喜んでくれて 周りの店員さんたちに見せている。
「何やってる方なんですか?」
「絵を描く仕事をしてるんです。」
「わー、すごい!うれしい!」
そうやって、そんな小さな幸せのおすそわけから将来って創られるんじゃないかなあ、と話した。
「やっぱり、自分の2倍くらい生きている方の話は参考になります!」
え?2倍?
Aさんは22歳、俺は間もなく40歳、
あちゃー、 俺はAさんのこと友達だと思ってたけど お父さん、と言ってもおかしくないくらいじゃん、 随分無駄な時間を過ごしてきたなあ^^;
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とてもステキな島根のつづらカゴを頂いた。駐輪場に生えていた花をつんで生けると…!
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