なにをやるのかではなく、だれがやるのか
午後、半年ぶりに開催された、今年度第2回の「鴨川市前原横渚海岸周辺の魅力づくり検討委員会」に出席した。 詳しい内容については、おそらく市内部でも準備中、まだ外に出せないところもあると思うので言及はしないが、いろいろなことを感じ、また考えさせられるものとなった。
私も2008年のかもナビ開設作業を皮切りにさまざまなまちづくり活動に携わってきたし、今日の会議の本題でもある観光振興についてももちろん関わってきた。 そんな中思うのは、アイディアや事業計画、モデルといったものはある程度出尽くしているような気がする。 ではなぜ、前になかなか進めないのか。 それは結局いくら良いアイディアがあったとしても、それを前に進める推進力、すなわち担い手がいないからだと思う。
いくらアイディアや事業計画が整っているとしても、情熱をもってそれを遂行する人がいなければ物事は実現しようがないのだ。 結局はすばらしい計画でもなく、組織体系云々でもなく、ある種「バカ」になって情熱を原動力に突き進む人たちが必要なのである。
以前、なにを言うかではなく、だれが言うか、ということを日記で記したことがあるが、つまりは、なにをやるのかではなく、だれがやるのか、ということに尽きるような気がする。
そんなことを思わず考えてしまう今日の委員会であった。 私は傍観者にも評論家にもなりたくない。 なんと言われようと、常に当事者でありたい。 物事を成功させるためには、達成するためには、故郷を良くするためには、だれかがやってくれるのではなく、自分自身がやらねばならないのだ。 スタンドプレーはごめんだ。
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