“第二波”をどうとらえるか?
今日は慌ただしい一日。午前中、デスクワークした後、令徳高校に行き、人工芝剥がれの対応。 夕方にはピンを急遽購入してきて、1人でせっせと打ち込み作業。 なかなか石の多いところだけに、一苦労だ。
お昼は白浜方面に行き、こちらはひょんなご縁でお譲りいただけることになった、女性用のフレームのTREKの自転車を受取に伺う。いろいろなお話の中で親戚筋の方々が実は天津神明宮で結婚式をつい数年前に挙げていたことがわかり、ビックリ!おそらく自分も奉仕していたと思う。 譲っていただいたのはTREKのおしゃれなカーボンフレームの自転車。男性も乗れるサイズなら、自分が乗ってしまいたいところだが、女性用サイズということで、うちの嫁さんやゾンネのメンバーなどに乗ってもらおうと思う。 大切に使おう。(その足で、ZEN Sportsさんに立ち寄り、オーバーホール&防犯登録を依頼)
夕方、エドワードと北本さんとオンライン会議。 オランダとの交流などについて話したが、私は令徳高校に止めた車の中から参加(笑) スマホで全然問題なく会議もできて、いやはや、もうこういう時代なのデス。
夜は鴨川ジンギスカンへ。いやー、なんだか楽しい時間だったなぁ。
というわけで、なかなかハードな一日は終わったが……。 東京では3日連続の新型コロナウイルス新規感染者の100人超えということで、明日投票の都知事選どころではないだろうが、私なりの見解をFacebookに投稿したので、ここにも転載する。
東京都の移動平均、このグラフをどう考えるか。
私には2つの見方がある。
1つは夜の街に関わる人たちを中心に、無症状の人も含めて徹底的にPCR検査でスクリーニングが行われ始めたこと。 つまり、いままで顕在化していなかった、感染者が数として現れてきた。要はすでに、実はそれだけの人がウイルスに感染していたということだ。 その証拠に死者数は著しく増えていない。 だから、3月下旬から4月上旬に増加した感染者とは少々質が違うとは思う。 そんなこともあって、いまだに政府や行政当局は緊急事態宣言を見送り、行動制限も以前のようには要請していないのだと思われる。
もう1つは、地方でのクラスターや感染拡大が顕著になりはじめていること。こちらの状況は深刻だ。 東京からウイルスが拡散されていることを意味すると思う。おそらく東京で感染した人たちがそのことに気づかずに帰省したり、地方に行き、そこで感染の連鎖をもたらしてしまったと思われる。 こちらは相当に広がっていると予想される。来週あたりもっとわかりやすい数で見えてくるかもしれない。
小池都知事は以前の会見で、東京アラートを出さない理由として、医療体制が以前よりも危機的状況ではないことを明言した。 これは言い換えれば「コロナウイルスに感染するのはもはや仕方ない。かかったら適切に対処できる」ということではないか、と思う。つまり、移らない・移さないことを重視する施策から、社会経済との両立を図り、たとえ移ったとしても適切に対処し、治療する、という方針に大転換したことを意味するのではないだろうか。
ワクチン、特効薬待望論もあるが、私は悲観的だ。 その理由は以前に述べた通り、コロナウイルスの変異は激しく、型がどんどん変わりゆく中で、風邪やインフルエンザの完璧なワクチン、特効薬がないように、新型コロナも同じだと考えるからだ。 だから、スウェーデン方式ではないが、結局はゆるやかにある一定数の人たちが感染していくしかないような気がしている。
私の予想としては、来週には全国的にもさらにかなりの数の新規感染者が報告されると思われる。 もしかすると、第一波と言われている3月下旬から4月のピークを超えるかもしれない。その当時は緊急事態宣言により、潜在的な感染者は多数いたとは思うが、深刻な感染拡大は行動制限により防がれていた。 しかし、今回は違う。行動制限がゆるくなってきている中で、感染は間違いなく拡大していくはずだ。
ただ、都知事の会見ではないが、もし政府・行政当局が医療崩壊を招かない程度に多くの人たちには結果的に感染してもらう、という方針ならば、それもうなずける。 となれば、感染者に対する偏見を取り除かなければならない。 鴨川市はいまだに報告されている感染者はゼロだ。だれもが「第1号」になることを恐れている。 岩手県は聞くところによるともっと重い状況で、みなピリピリしているという。第1号にもなるようならば、もはやそこでは生活できない、とも言っていた。
このイメージを払拭していかないと、コロナ以上に、深刻な問題が起こりそうな気もする。
[WALK:12215]
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東京都の移動平均、これをどうとらえるか。
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