伝える力と聴く力
午前中、課長・補佐・係長と本庁を訪問し、交付金などの件について企画政策課と打合せ。 スポーツによるまちづくりをより深化させていくためにも、ここまでの活動をしっかりと振り返り、そして今後に向けて展望を見定めていくことの重要さを改めて感じた。 まだ取り組みは始まったばかり。ここからが本当の勝負になってくる。ウェルスポが腹をくくってできるか、自分自身に覚悟が試されている。
全く違う話題だが、2012年度、鴨川青年会議所で総務委員長を務めた時、自分たちが担当した例会で「伝える力」というのをテーマに研修を実施したことがあった。 そこで見出したことは「伝える力」と「聴く力」は相関関係があるということ。
伝えるのがうまい人は聴くこと、理解することがうまい人だと思う。 伝える前に、まずは相手のことをしっかりとヒアリングすることで、相手は心を開くようになる。その開いたところに、相手を踏まえ咀嚼し、新たなソリューションを加えたものをフィードバックすることで相手に初めて伝わるのである。 最初から伝えよう、伝えようと躍起になる人はたいてい伝えることを失敗する。あるいは伝えたつもりになっている場合が多い。
今朝、10月から始まった「GoToイート」キャンペーンにおいて、制度の穴を悪用して、少額の飲食をしてポイントを荒稼ぎをしている人たちのニュースが放送されていた。 よくもまぁ、そんな悪知恵が働くものだ、と思うし、まぁ逆にそうなることを想像できなかった「性善説」に満ちあふれた制度設計した官僚の想像力の乏しさも感じる。 双方にある種の理解する力、想像する力が欠けているのだろう。 残念なニュースである。
伝える力は聴く力。理解する力。 もっと言うと、相手の立場に立って、しっかり想像できるか。 もう一度自分自身を省みたい。
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