冷静で論理的な感染対策
午前中、事前キャンプ受入について、亀田総合病院感染症科の防疫の権威、細川先生の下を訪れて、事前キャンプにおける医療支援のお願いと、感染防止対策についてさまざまなアドバイスをいただいた。 さすがは専門家とあって、私たちの考えが及ばないところ、あるいは誤解している点を多数指摘いただき、本当に心強い時間だった。
要は冷静で論理的な感染対策が必要であると思われる。
例えば、成田空港や公共交通機関など、比較的多くの人が密集するエリアでの感染リスクを考えてしまうが、実はその空間におけるリスクは、マスク着用をしっかりして、大声で騒いだりしなければ、まず感染の可能性はほとんどないのだそうだ。 つまり、チームがヨーロッパの空港から飛行機に乗り、成田空港に着き、日本に入国するまでの間、感染対策をしっかり守れば、まず感染しないとのこと。
冷静に感染リスクを考えてみると、ウイルスのついたものを触り、その触った手で口や鼻、粘膜などを触って起こる「接触感染」、会話や咳・くしゃみなどで生じる飛沫を浴びたり、吸い込んだりすることによって起こる「飛沫感染」、くしゃみなどで生じた細かいミスト上のマイクロ飛沫が空気中を漂い、それを吸い込むことによって起こる「エアロゾル感染」の3つがある。
接触感染についてはこまめな手洗い、手指消毒によって防ぐことができる。 飛沫感染についてはマスクの着用、大声で騒がない、(マスクを着用していない時は)適正な距離を保つ等の対策によって防ぐことができる。 エアロゾル感染はこまめな換気によって防ぐことができる。
つまり、なにごとも冷静な対応をしっかりすれば、感染リスクというのはほぼゼロになるというのだ。 世のニュースで、クラスター等が発生した際、感染対策をしっかりしていたのに、、、という声をよく聞くが、感染症の専門家から言わせれば、実は穴だらけだったということがよくあるそうだ。
以上のことを踏まえると、やはり一番リスクのある場面は会食となる。 マスクを外し近距離で会話をする。 まさに飛沫感染の温床となる。
だからこそ、会食自粛が叫ばれているのである。
感染防止対策において、改めていろいろな学びのある有意義な時間だった。 これは事前キャンプに限ったことでなく、普段の生活にも応用できる。
その後、私は歯医者へ。 何回も治療してきた右下の歯に被せものが入り、ようやくまずは1本目の治療が終了。
来週からは左下の歯の治療に移る。
でもって、夜はビーチサッカー! いよいよ今週末、まずは女子から開幕する。
[WALK:19133]
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