接種を終えた方へ…ワクチン神話に要注意!
今日は午前中、ホテルにて亀田総合病院感染症科のスペシャリストも交えながらの現場打合せ。 主に感染防止対策の観点から、事前キャンプで使用する各部屋、特に一般のお客さんとの動線分けなどについてアドバイスをいただきながら、打合せを行う。 各シーンに応じて、みっちり見ていただき、専門家からの助言をいただいた。 我々が誤解していたことも見つかり、本当に助かった。
午後は自宅で作業しつつ、歯医者へ。 帰り際同時に知り合い3人と鉢合わせするというハプニング?もあったが、ここ2ヶ月の一連の歯の治療は無事終了。 やはりあとは親知らずを抜くがどうかの話しになった。 じっくり考えてください、とのこと。どうしよう。怖いよ〜!笑
“ワクチン神話”に警鐘を鳴らす。
さて、午前中の感染症科スペシャリストとの打合せでも改めてわかったのだが、菅総理をはじめ、世界中の人たちが新型コロナ対策の切り札としているワクチン接種。 遅れている日本も徐々に進んできており、鴨川市でもワクチン接種予約に関する広報が連日流されている。
しかし、私はこの一連の傾向に警鐘を鳴らしたい。 特にマスコミの報道の仕方も問題があると思う。 パンデミック映画のハッピーエンドではないが、ワクチン打てば大丈夫!という、ある種のワクチン神話が世の中を席巻していることに、とんでもない危機感を感ずる。
私は別にワクチンを打つな、という、千葉県知事選挙戦にも出たH塚氏のようなことを言うつもりはない。もちろんワクチンは打っても良いと思う。 ただ、ワクチンに対する理解があまりにも誤っていると思えるのだ。
声を大にして!最初に端的に申し上げる!!
ワクチンを打っても新型コロナウイルスには感染する!! 感染すれば人にも移す!!
ワクチンを打った人も感染するし、人に移す。
多くの人が誤解しているのは、ワクチンを打てば、感染しない。だから人にも移さない、と信じていることである。これは大きな誤りである。
ワクチンを打っても感染抑止効果はない。 ワクチンを打っても新型コロナウイルスに感染するし、感染すれば、当然人にも移す。
もしかすると「オレはワクチン打ったからもう大丈夫!」と言って、ワクチン接種を終えたら、マスクもつけず、カラオケに繰り出したり、普段通りの生活に戻ってしまう人が多く出そうな気がするが、これは感染防止において最もやってはならない行為である。 ワクチン接種者による、新たなクラスター、感染拡大を招きかねない。
一説には、ワクチンを打った人の方が、感染した場合、放出するウイルス量が増すという話しもあるくらいで、ワクチン接種者はむしろこれまで以上に感染防止対策に気を遣うべきなのだ。
何度も言うが、ワクチンを打っても感染するし、人にも移すのだ。
ワクチンは身を守るために打つ。
では、なぜワクチンを打つのか。
それは、ワクチンのもつ、感染したとしても発症を防ぎ、重症化を防ぐという効果を期待してのためである。 特に重篤化すると深刻な状況になりかねない、お年寄りや既往症をもったハイリスク群に優先接種している理由はこのためである。
一言で言えば、ワクチンは自分自身を守るために打つということなのだ。
大多数の接種が終わり、感染の波がなくなるまで感染防止対策を!
みなさんに正しく理解していただきたいのは、ワクチン接種をしたからと言って、感染はするし、人に移すリスクがある。(むしろ移すリスクはより大きいかもしれない) 自分自身が発症しない、重篤化しないために打っているということを理解してほしい。
だから、国民の大多数の接種が終わり、集団接種による効果が認められ、感染の波が落ち着くまでは(あるいは感染してもワクチンの効果により、怖くない病気のレベルになるまでは)、人混みを避ける、マスクを着用する、手指消毒をしっかりする、換気を心がけるといった、感染防止対策をしっかり続けてほしい。
切にお願いする次第である。(特にお年寄りのみなさん)
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