リーグ実行委員会
今日は東京にてダブルヘッダーの会議・打ち合わせ。
まずは午前中、神社新報社に伺い、久々に?いなかっぺの仕事関係で打ち合わせ。 1年以上前に提案したシステムをようやく導入することになり、その詳しい打ち合わせを行った。これから半年以上の時間をかけて準備していくことになる。 今回は大学の後輩のIT企業、エイピスとのコラボレーション。 良いシステムを実現させたい。
午後はJFAに移って、リーグ実行委員会。 1時間半にわたって、さまざまな議題について話し合われる。 内容は差し控えるが、またまた、いろいろと考えさせられた時間であった。
日本の女子サッカー、なでしこリーグを盛り上げていくにはどうしていくべきなのか。 今季集客的にも非常に厳しいなでしこリーグ。 2011年W杯ドイツ大会で世界一になったことはすばらしい出来事であったし、当時私も本当に感動したが、しかし、反面、それで何かが止まってしまったのかもしれない。 なんというか、現実の自分たちの立ち位置との錯誤が生まれたような気がする。
ヨーロッパ視察でも明らかになったように、日本のみならず、世界的に見ても、女子サッカーを取り巻く環境は厳しく、いろいろ言われるなでしこリーグであるが、リーグのオーガナイズで言えば、世界一のリーグと言って良いかもしれない。 だが、女子サッカーはマイナースポーツであることを我々当事者は自覚することが必要と考える。決して、自分自身を卑下するのではなく、冷静な現状認識をしっかりした上で、それならば、女子サッカーを興隆させるためにどんな方策をとっていくのか、真剣に考え、実行していくことが大切だ。 これはリーグの努力だけでできることではなく、クラブ、さらに言えば、選手、サポーターも含めて、女子サッカーに関わる全ての人たちがタッグを組んで取り組んでいかねばならないと思う。
女子サッカーには女子サッカーらしい道があるはず。 Jリーグやプロ野球、最近で言えば、Bリーグとはまた違った道筋があると信じている。
オルカの事業本部長としてスタッフに伝えている、我々のミッション、それは価値創造である。 選手の価値を高めることが、チームの価値を高め、クラブの価値を高め、地域の価値を高める。そして、各クラブが価値を創造することでその統合体としてリーグの価値も高まっていく。 そうすれば、きっと、そんな価値の高い舞台を目指してより多くの女の子たちがサッカーを志してくれるはずだ。 サポーターの方々の応援しがいもより高まっていく。
具体的な道筋がはっきり見えているわけではないけど、なんとかして切り開いていきたい。
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