長男卒業式
今日は長男の中学校卒業式。
コロナ禍での開催となり、体育館には卒業生のみ。
在校生は各教室でリアルタイム中継で卒業式を見守った。
参列する教職員は最少人数。
保護者の出席もありがたいことに許されたが、ソーシャルディスタンスを保ったイスの配置だった。
コロナによって一変した学校生活。
数々の行事は規模縮小、中止となった。
修学旅行も結局できずじまい。
窮屈な中で中学３年生は、義務教育を修了し、新たな生活へと巣立っていく。
コロナ禍はしばらく続きそうで、高校でも同じような苦労はあるだろう。
貴重な10代が疫病の流行によって、このようなものになっていることが本当にかわいそうに思えてならないが、しかし、逆に言えば、歴史上、彼らでしか体験できない特別な年を学校で過ごしたこともなる。
未来の世代へ、その苦労、そしてどうやって乗り越えっていったかを伝えられる、貴重な語り部となるのは間違いない。
一変した新しい生活の中で学んだことが、おそらくこれからのスタンダードになるだろう。
最先端の考え方をもつ子どもたちが巣立ち、さらに学び、次代を作っていく。
安房東中学校の校歌の歌い始め。
「友よ 聞こえるかい 希望と言う名の足音が」
まさにこの歌詞を感ずる、卒業式だった。
はっちゃん、卒業おめでとう。
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コロナ禍の卒業式
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