2021/03/28

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女子サッカーの未来
SONNE Kamogawa B.S.で日本サッカー協会にチーム登録していることもあり、毎月同協会機関士「JFA news」が届くのだが、なかなかのボリュームなので、お恥ずかしながら活字嫌いの私はまともに読めていない……。が、今月号は表紙を見て、思わず読んでしまった。

「日本女子サッカーの未来」と特集されており、いわゆる女子サッカー界のレジェンドたちのクロストークや、2011年女子W杯ドイツ大会で見事に世界一となり、一気に世界のトップクラスの仲間入りを果たし、東日本大震災によって傷ついた日本に大きな勇気と希望を与えたなでしこジャパンの当時の優勝メンバーへのインタビュー、そして、女子サッカーが決して順風満帆の道のりではなく(むしろいまでもさまざまな課題に直面している)、日本の女子サッカーの黎明から女子代表の組織、国内リーグの変遷と、さまざまな記事が掲載されていた。
女子サッカーを語るには知っておくべき知識や、関わった人たちの思いの数々。

そして、今年からは日本では初となる、女子サッカープロリーグ「WEリーグ」が開幕する。
オルカ鴨川FCは厳しい要件を満たすことが難しく、創設初年度からの参加は見送ったが、奇しくも今日鴨川市陸上競技場では、2021年シーズンのなでしこリーグが開幕した。
「WEリーグ」開幕によって、これまでの1部チームの大部分が「WEリーグ」に移り、かわってオルカは今年から1部所属となったわけだが、開幕戦で迎え撃つ相手は「日体大FIELDS横浜」
その監督は今年から、昨年まで関東女子ビーチサッカーリーグにも参戦していた神奈川大学女子サッカー部を率いていた大槻さんである。

私はYouTube中継で観戦したが、前半はオルカが押す時間帯が多かったように思えたものの、日体大が耐えて、スコアレスで折り返す。
後半、日体大がセットプレーから長身のFW・キャプテン、李選手がヘッドで合わせて先制。
オルカもなんとか同点、逆転を試みるも、そのまま試合は終了し、0−1でオルカは残念ながら、開幕戦黒星スタートとなった。

冒頭の話にもどれば「WEリーグ」という新たな挑戦がスタートする、今年は間違いなく女子サッカー界においては節目の年となるであろう。
アマチュアリーグのなでしこリーグに残ったオルカにとっては、まさにクラブとしてのアイデンティティ、「WEリーグ」所属チームとの差別化が求められる。競技力で言えば、もちろん「WEリーグ」の方が上位に立つかもしれないが、しかし、長い目で見れば、それだけがクラブの強さではないはずだ。

我々女子ビーチサッカーチームのゾンネも、自分たちのアイデンティティを、ここ房総、鴨川でしっかりと作れるかどうかの勝負の年になると思う。
ビーチサッカーにおける女子は、まさにJFA newsにあった、1970〜1980年の状態。
公式戦や地域リーグも徐々に増えてきているが、ゾンネも含めて、全国に散在するクラブチームが果たして盤石な体制を有しているのか、まだまだ心もとない。
今年からは男子チームも組織し、関東2部にも参入する。

2015年に初めてビーチサッカーに出会い、紆余曲折をたどりながら、2018年に発足したゾンネだけど、つらいこともいっぱいあった。むしろつらいこと、苦しいことの方が多いかな。
だからこそ、この仲間たちで、房総、鴨川から一旗揚げてやりたい!

目指すは江戸!!ではないけど、そんな気概で、我々も歴史を紡いでいく。


[WALK:4620]
思わず読んでしまった。
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