茶箱大作戦！
ＴＶアニメ「輪廻のラグランジェ」の貴重な制作資料・原画を預かっている鴨川市であったが、２年前の秋の台風被災で一旦東京の寺田倉庫さんで保管していただいた後、昨年、鴨川市商工観光課の協力もあり、市内某所に移設して保管を継続している。
ただ、資料の入ったダンボールも経年劣化によって傷みが激しく、より保存性を高めるために、１年半ほど前から、古文書の保存などにも活用されている、日本の伝統技術で作られた「茶箱」を使ってはどうか、ということで、実はここ１年ほど、不要な茶箱を「ジモティ」というサイトで募集していたところ、なんと、１ヶ月ほど前に、狭山茶で有名な埼玉県入間市で営むお茶屋さんから無償提供のお申し出をいただいた！
というわけで、朝、２ｔのアルミショートボディのトラックを借り、推進委員の誠さんとともにいざ鴨川を出発。３時間ほどかけて入間市に向かった。
午前11時過ぎ、入間市のお茶屋さんへ到着。
さっそく茶箱を見せていただく。
お茶屋さんで大切に使われてきたものだけあって、どれも状態は良い。
さらに茶箱にはレトロな銘柄の紙も貼られていて、むしろ茶箱自体が歴史を物語る貴重な品物である。
大きな茶箱を19箱、中くらいの茶箱を41箱ほど提供いただき、２ｔトラックの荷台はいっぱいに。
こんな貴重なものをこんなに大量に提供いただけるなんて、本当にありがたい。
これまた貴重な制作資料・原画の保管に大切に活用させていただくことを、心に固く誓い、帰路についた。
帰りも特に渋滞なく、３時間ほどで鴨川に戻り、さっそく茶箱を保管場所に運び込む。
大量の茶箱に待っていてくれた市役所職員、推進委員会メンバーもびっくりしたようす。
今日は茶箱の受け取り、運搬だけにし、コロナ禍の状況を見つつ、茶箱への整理をミニイベントとして開催したいとも考えている。
ラグりん関係者のみなさん、ぜひお楽しみに！
貴重な茶箱をいただいたのは、埼玉県入間市で営む「千歳園」さん
https://www.rakuten.co.jp/chitose-en/
そろそろ新茶もおいしい季節。
ぜひみなさん、お買い求めくださいませー！
ランが勘違い茶摘みをしているビジュアルが思わず浮かんだ、茶箱大作戦でありました！笑
[WALK:24222]
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茶箱を吟味しながら運び出す
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青空の下、作業
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歴史が刻まれた大量の茶箱
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ご主人とともに
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荷室はいっぱいに
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