2021/08/27

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ザ・ビーチサッカー!
未明に行われた、ビーチサッカーW杯の準々決勝。
その前に行われた日本と同じ山のブラジルvsセネガル戦は、延長の末、なんとセネガルが5−4でブラジルを破るという波乱が起こり、セネガルのGKが試合終了とともにゴールによじ登って喜ぶ姿がなんとも印象的であった。

そして、日本は優勝候補の一角、2大会連続の準優勝の強豪国・タヒチと対戦した。
大敗を喫したグループリーグ最終戦のロシア戦と違い、日本の集中力の高い堅守が蘇り、グループリーグで圧倒的な攻撃力を誇ったタヒチの攻撃を献身的な守備で防いでいく。
第1ピリオド、日本は相手のオウンゴールから先制。さらに、PKを決めて、2−0と幸先の良いスタートを切る。

第2ピリオド、タヒチにPKで1点取られるも、2−1というロースコアながら1点リードで最終の第3ピリオドを迎えた。
第3ピリオドも中盤までは2−1で拮抗した展開が続く。
しかし、ついにタヒチに日本のディフェンスを外し豪快なシュートを決められ、同点に追いつかれてしまった。

試合時間も残り30秒を切り、このまま延長戦かと思われたが、タヒチのGKからのスローを受けた右ALAがゴール前にシュート性の強いクロスを入れると、日本がたまらずオウンゴールをしてしまい、ついにタヒチに逆転を許す。
残り時間は30秒を切っており、タヒチベンチは勝利を確信したような大騒ぎ。

ところが、ビーチサッカーはこれでは終わらない!!
あきらめない日本は、そのたった4秒後、キックオフから右へ浮き球のパスを送ると、そこに走り込んだ大場選手がボレーシュート。相手GK前でバウンドし、そのままゴールに突き刺さる、まさに起死回生の同点弾!!
日本ベンチのボルテージも最高潮に!

そして、試合は3分間の延長戦へ。
開始早々、日本はコーナーキックから赤熊選手が競り合いに勝ちヘッドで送ると、奥山選手が詰めて押し込み、勝ち越しに成功!
しかし、そのすぐ後、タヒチに再びミドルレンジから豪快なボレーシュートを決められ、同点に追いつかれる。

しかし、日本も粘り強く攻め続ける。
すると、GK前のパスを受けた赤熊選手が見事なオーバーヘッドキックをゴールの隅に突き刺し、再びの勝ち越し!!!

残り10秒で、相手にペナルティエリアすれすれでフリーキックを与え、絶体絶命のピンチ!
これを日本の守護神・河合選手がファインセーブ!!
これで勝負は決まった。

日本は強豪タヒチを激闘の末、5−4で破り、準決勝進出を決めた。
次に対戦するのは、ブラジルを破ったセネガル。
これに勝ち、まずは史上初の決勝進出を果たし、そして、悲願のワールドカップを手にしたい!

次も深夜だけど、応援するぞー!!!

今日はまさにビーチサッカーの醍醐味満載の試合だった。
そして、日本代表からは決してあきらめない、という姿勢を学んだ。


[WALK:-]
日本は手に汗握る激闘を制し、準決勝へ!(原口さんが写ってます)
準々決勝で、セネガルにまさかの敗戦を喫し、呆然とするブラジル代表

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