2021/11/15

| もどる |

一つ上の「楽しさ」
関東女子ビーチサッカーリーグも終わり、男子2部は今週末が最終ラウンド。
シーズンも終盤になってきた。
なんだか早いものだ。

私も今シーズンは昨年までの女子チームの監督に加え、男子チームでは監督とともに、選手登録し、実際に出場もしている。
選手として公式戦に出ることで見えてくるものもある。
45歳にして、全カテゴリーを通じて初の公式戦出場ということで、本当に貴重な経験を積ませていただいている。

練習と試合は全く違う。
練習ではできていたものが、ほとんどできなくなる。
相手のガチンコのプレッシャーの中で、いかにボールを扱えるか、動けるか、サッカー経験者ではない私にしてみれば至難の業だ。

ゾンネは「楽しさ」を第一に大切にするチームであるけれど、「楽しさ」にはいろいろな種類、レベルがある。
ゾンネはいま、これまでの純粋な楽しさも大切にしながら、一つ上の「楽しさ」も追求していくフェーズに来ていると感じている。

1シーズン選手をやってみて感じたのは、決して自分を卑下するわけではなく、自分自身、公式戦に出るなんておこがましいレベルにあるということだ。
公式戦はやはりみな勝負にこだわる。ある程度のレベルに達した人が立てるステージだ。
今シーズンは参入1シーズン目ということもあり、自分が参加を呼びかけたこともあり、そして、自らのチャレンジとしても出させてもらったが、実際出てみると、まだまだ自分自身はレベルアップしなければ、このピッチに本来は立ってはいけないという思いを新たにした。
だからこそ、もっと精進しなきゃいけないし、現状に甘んじては決してならない。

ビーチサッカーそのものは本当に楽しい。
だから、私は過去には考えられない、1年を通じて、よほど難しい予定が入らない限り、監督としての責務もあり、週3回練習に通い続け、基本的に練習も進行している。
まさかこんな人生を歩むとは。過去の自分には夢にも思わなかった状況である。
たいへんだけど、自然と足が向くのは純粋に楽しいからだ。
その楽しさが多くの人たちに伝わり、仲間が仲間を呼ぶ、という好循環がいま生まれている。

ただ、より高みを目指したいメンバーに、もっと上のレベルの楽しさを味わってもらうことも大切だ。それは端的に言えば「勝利」だ。勝利至上主義になっては断じてならないが、しかし、勝利を目指さないというのもナンセンスだ。人間、勝負するからには、本能的にだれでも勝ちたいはずだ。
だから、来季は女子も男子も、勝負強いチーム、勝てるチームに育てていきたい。
きっとその時、選手たちはもう一つの「楽しさ」を味わい、さらに上を目指そうと自発的に思えると信じている。

勝利というのは本当に重いものだ。
単にうまくても、簡単に勝てるわけではない。
日頃の練習の積み重ね、個々に技術、チームワーク、そして、運……。
さまざまなものが組み合わさって、初めて「勝利」を手にすることができる。
チームをマネージメントして、そんなことに気づかされた。

ゾンネはこれから、さらなる、いろいろな「楽しさ」を追求していきたい。


[WALK:-]
自分なりに奮闘してはいるけど、、、
Canon EOS Kiss X7 96.00 mm ISO3200 1/1000 sec f/5.0

|| コメントする || ビーチサッカー コラム |
ハンドル やまちゃん
性別
星座 おひつじ
血液型 A
ホームページ http://na.ni.nu
興味のある分野 子育て
うた
スポーツ
神道・神社
旅行
リバティ・セレナ・ビアンテ
メッセージ DiaryWeb 開発者のやまちゃんです。
この日記で DiaryWeb のサポートも行なっていきたいと思います。


(c) 2024 Kappe INC.