分断から調和へ、スポーツの力で
今日は鴨川ロータリークラブの例会にお邪魔して、卓話をさせていただいた。 本来ならば2月に行うはずだったが、今日卓話をされるはずの方が都合が悪くなってしまい、急遽数日前に依頼を受けてのピンチヒッターだった。 テーマはウェルネスポーツ鴨川について。
実はロータリークラブで卓話をさせていただくのはこれが初めてではない。 2015年だったと思うが、当時オルカ鴨川FCのフロントスタッフとして、新しく誕生した女子サッカークラブをいかに地元に根ざし、定着させていくか、地元の人間として奔走している折、ロータリアンの方々にもお伝えできる機会をいただいたのだった。 実に6年ぶりの卓話。 オルカの御縁で、地域スポーツコミッションを設立し、スポーツによるまちづくりに取り組んでいるわけで、まさにストーリーの続編とも言える卓話でもあった。
今日は具体的な話というより、なぜ地域スポーツコミッションを立ち上げたのか。 そして、なにを目指していくのか。 どちらかというと、観念的なマインドの話をさせていただいた。
ウェルネスツーリズムのウェルネスの意味。 スポーツが思想信条を超えて、地域を一つにしていける力をもっていること。 それを信じて、故郷を少しでも良くして、次世代につなげていくためにも活動している、ということをお話しさせていただいた。
ここ数年「分断」ということばが聞かれている。 まさにいま、世界は分断されつつある。 コロナ禍により、ワクチン接種者−被接種者、感染者−非感染者、ここでも分断が起こっている。 最近、二男がぼそっと言ったことばが印象的だった。 「ぼくはコロナにかかりたくない。学校でいじめられるから」
もしかすると、感染し、発症することによる身体への影響よりも、ある意味もっと深刻かもしれない。こうした状況を生み出してきたのは、私たちを含む大人たちである。 まさに、無用な分断が生まれてしまっている。
最近、ビーチサッカーの練習のクロージングで、メンバーにも、自分の健康に気をつけた上で、他人への思いやりを忘れないようにしよう、と語りかけている。
分断から調和へ http://na.ni.nu/diary/t.cgi/20210101/na.ni.nu2-cont.html
以前、この日記にも記したことがあったと思うが、我々は日本人が元来大切にしてきた、大調和の精神をもう一度思い出したい。 和の心をもって、まちづくりに努めていきたいと思う。
[WALK:2343]
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