「お天道様が見ている。」
「お天道様が見ている。」
もはや死語になってしまったのだろうか。 我々が子どもの時は、親を含め、悪いことをすると大人たちにそう言われてたしなめられたものだ。
他人に迷惑をかけないのであれば、人が見ていないところであれば、なにをしてもいいのか、と言えば、もちろん否だ。 人には倫理観、モラルというものがある。 たとえ、他人に迷惑をかけないとしても、人が見ていないところだとしても、「人として」許されないことは自分で思い止まらなければならない。しかし、時に自分だけでは欲望や衝動に勝てず、行動に移してしまいそうになることがある。 そんな時、自分よりも尊い存在、いつでもどこでも自分を見つめている「お天道様」「ご先祖様」「神様」という存在が自分にブレーキをかけてくれると思うのである。
例えば、先日東北本線車内で発生した、喫煙を注意した高校生への暴行事件。 あるいは、大学入試の共通試験で発生した、前代未聞のカンニング事件(スマホで問題を撮影し、送り、家庭教師募集サイトで相手をだまし、東大生に問題を解かせるという)など。 当人にしっかりとしたモラルがあれば、そもそも発生しない事件だ。
↓そんな中で、このニュースは自分をほっこりさせた。 「女性の命が危ない」ハンマー男をねじ伏せ、凶器取り上げる 正義感あふれる男性2人 頭殴られていた女性救う 富里 https://news.yahoo.co.jp/articles/ff98fe1004984c90f3276b3dc0d3950b1dccc703
もちろん暴漢を止めに入るというのは危険もあり、賛否両論あるところでもある。 しかしながら、少なくとも、見て見ぬ振りをするのではなく、咄嗟にその行動に駆り立てた、正義感、勇気というものは自分も持ちたいと思った。
一人の人の生命を救った二人に「あっぱれ!」
[WALK:4670]
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