御神縁
今日は朝からひらつかビーチパークを目指す。 地域女子チャンピオンズカップを2週間後に控え、レーヴェ横浜フラウと練習試合をさせていただいた。 先週日曜とは違って、風も穏やか、よく晴れて、気温も上がって、絶好のビーチサッカー日和となった。
今年のゾンネのテーマは「守備」 守備からの攻撃、攻守の切り替え。 特に7分ランニングタイム(決勝トーナメントはプレイングタイム)という、短時間で試合を決してしまう地域女子のレギュレーションにおいて、まずは失点をしないことが重要になる。 逆に先制すれば、精神的にもかなり優位に立てる。 昨年は総得点こそ伸びたものの、逆に失点も多く、それが実際にチーム成績にも現れていた。 今季はまずはしっかり守り切り、守ったからこそ得られるチャンスをしっかり活かせるチームに成長させていきたい。
そんなテーマを試合前にメンバーとも共有して臨んだわけだが、明確なテーマ設定が良かったのか、とても実のある練習試合となった。 トータルでは力のあるレーヴェに点数では負けたものの、内容的にはピリオドを重ねるごとに改善、成長が見られ、チームとしてもまとまっていく過程を体感した。 このチーム、試合を重ねるごとに成長しそうだし、地域女子の中でも成長できるような気がする。
練習試合を終えると、解散し、我々房総半島組は帰路へ。 レンタカーを早めに返さないといけないので、君津で銭湯に入ると、夕飯は食べず、鴨川組の3人はそのまま鴨川へ。
鴨川に到着すると、ちょうど夕飯時。 試合の後は、やっぱり、、、焼肉!?ということで、市内の焼肉店に電話するも、どこも予約で満席。 それでもあきらめきれない我々は、知る人ぞ知る、大山にある味家へ!
今日はここからドラマが待ち受けていた。
味家に入店すると、十日会で会っている顔が! どうもその方の集落?の懇親会をやっているようで、すでにお酒も入り盛り上がっていた。 と、その参加者のおじいちゃん、おばあちゃんが、我々の席にやってきて、ビーチサッカーをやっていることにエラく感動していただいたのか、涙を流しながら、本当に良いことをやってくれている、絶対に応援する! 後援会作ったら入る。のぼり旗も作る! と言ってくれ、それだけでも市街の焼肉屋にふられて、遥々味家まで遠征した甲斐があったというもの。 メンバーともそんな話しをしていると、、、
突然、となりの懇親会の部屋が騒然とした。 なんと、部屋の外入り口から、突如、外国人の若い男の子が入ってきて、ボトルに水を足してください、というのだ。 片言の日本語で、おじいちゃん、おばあちゃんたちはどうしていいかわからない、混乱状態。
で、私が対応することとなり、日本語、英語を交えながら事情をきくと、その子はニューヨーク出身の子で、現在ウィーン大学で数学を学び、長期休暇を利用して、日本語を勉強したく一人日本に旅行に来ているとのこと。 今日は鋸山(鋸山は外国人に人気のスポット)に登り、その後、泊まれるところを探して、さまよい歩いていたら夜になり、明かりを見つけて味家にやってきたというのだ。 いや〜、この真冬、比較的暖かい鴨川と言っても、さすがに冗談じゃなく、一歩間違えたら命に関わっていたかもしれない。
目指していた宿も、Googleマップで調べたらしく、現在廃業してしまっている、しかも居酒屋だった。 というわけで、辺りの農家民泊が空いてないか、問い合わせてみるものの、全てダメで、、、
ならば、ということで、うちの宿坊に泊まってもらうことした。笑
彼には「御縁」ということばを教えた。 まさに御縁。 今日はラッキーだよ、と話した。
人生、ホントなにが起こるか、わからない。 だから楽しい。
[WALK:7900]
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沖縄に挑むメンバー iPhone 12 4.20 mm ISO32 1/3401 sec f/1.6
富士山をバックにアップ iPhone 12 1.55 mm ISO25 1/1497 sec f/2.4
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