自然への感謝
鴨川、いや、サーフィン界のスターであり、レジェンドであった、小川直久さんが亡くなった。 51歳。あまりにも若い。
直久さんは、うちの神社の氏子で「うおまさ」を営む小川家の三兄弟の次男で、特に私がスポーツによるまちづくりに取り組むようになってから、サーフィンやマリンスポーツ等の事業で協働し、本当にお世話になった。 一緒にやりたいことはたくさんあったし、なにより、まだまだ話したかった。 悲しく、残念でならない。
今月、神社界の先輩でもある舩穂さんもほぼ同じ歳で亡くなり、立て続けに尊敬する人たちを失ってしまった。
身近な方の死、特に、若くして旅立たれる方々に直面する度に、人生について考えてしまう。 人はなんのため生まれ、なんのために行きているのか。 そして、死はなぜあるのか。
人が知性をもったのは、考え、行動し、喜怒哀楽の感情をもったのはなにか意味があるのだろうか。 深く考えると、時に無情になってしまうこともある。 でも、やっぱりなにか意味があるのだろうと思う。
先輩方の思いを力に、これからも歩みを進めていきたい。 そして、いつか、またお会いしましょう。
小川直久さんを追悼し、2010年1月1日付のKamoZineかも春号に掲載した、インタビュー記事を画像投稿します。
「サーファーにとって、最も大切なことは自然への感謝の心だと小川さんは語気を強める。波に勝とうとしてはいけない。波に乗らせていただくという気持ちで臨む。海をきれいに保つこともサーファーの大切な使命。」
直久さん、安らかに… ありがとうございました。
[WALK:12282]
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KamoZineかも春号(2010.01.01)
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