指導者としての賭け
普段は温和な(?)私であるが、自分にはなんらかのポリシーがあって、それに触れるような出来事があると、それに対して他人が強硬的と思えるほどの決断をすることがある。 20代、ITベンチャーを立ち上げ、社長として7年間切り盛りしていた時代はかなり尖ってたと思うし、いま思えば、しょっちゅうぶつかってもいた。まぁ、一言で言えば、若気の至りというものか。ただ、当時、自分の真っ直ぐな考えの中で、一生懸命やった中でのぶつかりあいでもあったので、反省こそすれど、後悔はしていない。 気がつけば、あと3年で50歳というアラフィフ。 そんな私が40代からビーチサッカーを始め、監督、さらに選手まで。 この人生を自分自身すら予想だにもしなかった。
暗中模索の中で、ビーチサッカーの指導者を5年ほど続けてきたが、最初は指導者なんて呼べる知識も経験もないが、チームづくりにおいてもがき苦しむ中で、自分なりにいろいろと勉強させてもらって今がある。 スポーツの指導者は、会社経営などと共通点もたくさんある。
時に、指導者としての賭けに出ることもある。 それが昨日の練習会でもあった。 周囲は突然のことに戸惑ったかもしれないが、別に突発的に行ったことでもなく、自分なりにさまざまな影響を考えつつ、賭けに出たわけである。 それが良かったのか、悪かったのか、は後になってみないとわからない。
ただ、見逃してはならない、フタをしてはならないこともある。 果たして今回の賭けはどのような展開になっていくだろう。 いずれの結末になろうとも、唯一言えることは、私は逃げないし、これからもクラブづくり、チームづくりに専心するということだ。 それが自分が責任をもって、自信をもって、賭けに出られるベースでもある。
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