2023/06/08

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THE DAYS
今日は自宅で作業しつつ、午後はウェブ関係のサポート。

夜はビーチサッカーの練習会。
練習会は小雨の降る中であったが、人数もほどほどに集まり、戦術を確認するメニューをみっちり行うことができた。
とにかくスポーツはイメージが大切。
本番を想定して、練習の中でどれだけイメージをつくっていけるか。
それが本番に生きてくる。


さて、ここ数日、NETFLIXの配信ドラマ「THE DAYS」にはまっている。
スマホアプリで視聴できる技を身につけてしまってからは、良くない、とわかっていても、夜就寝前にベッドの中でついつい見てしまう。
そして、気づくと寝落ちして、何話も進んでいるという、、、あるある。笑

このドラマは2011年3月11日に発災した東日本大震災において、レベル7というチェルノブイリ原子力発電所事故に匹敵する、極めて深刻な福島第1原子力発電所事故の現地での対応、政府・官邸とのやりとりなど、当時の調書などを元にして忠実に再現されたものである。
同じく同事故をテーマにして映画「FUKUSHIMA50」を視聴したこともあるが、8話という時間の長さもあってか、より事実をそのままドラマの中で表現しているような気がして、当時の記憶が蘇りながら、ついつい見入ってしまった。
当然、現場で命がけで対応に当たった人たちにも家族をはじめとする大切な人たちがいるわけで、その葛藤の場面では思わず私も涙してしまった。

いま見ても、どれだけ過酷な事故であり、現場であったか、そして、一歩間違っていたら、東日本全域が居住不能になるというとんでもない大惨事になっていた事故であったことがわかる。

しかしながら、喉元すぎれば、、、ではないが、事故からたった12年経過したいま、原発事故や放射能拡散の恐ろしさも薄れ、再び各地の原発は再稼働し、“電力の低コストで安定した供給の実現”という流れが起こり始めている。
法令で指定されていた原発の寿命も大幅に延長され、古い原子炉でも再稼働ができる法体系に緩められた。
一方で、福島第1の数十年、場合によっては1世紀以上にも及ぶであろう廃炉作業はいまでも続いている。
当時のことをもう一度思い出せば、原子力発電というものがいかに未来をぶち壊してしまうとんでもない危険性をはらんだものであることは明確なはずだ。

経済優先、文明優先という人間本位な、人間のおごりが招いた事故でもあるわけで、我々は再び同じ過ちを繰り返す道をたどろうとしている。

私は原発事故以降、原発神話という幻想を認識し、一環して原発には反対である。
むしろ人類に本当の叡智があるのであれば、原発に代わる、より効率的で安全性の高いエネルギー源、発電方式は見出せるはずだ。

「THE DAYS」を視聴して、改めてそう強く認識を新たにするのだった。

THE DAYS - https://www.netflix.com/jp/title/81233755


[WALK:8782]

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