2024/05/31

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ご報告
2018年末ごろからの「Facebook」での私に対する誹謗中傷に始まり、その後一度沈静化したものの、2021年3月の鴨川市長選の前後で旧Twitter(現X)でいわゆる「捨てアカ」と思われる複数の匿名アカウントで私をはじめ、鴨川市のまちづくりや市政に関わる人たちへの誹謗中傷を繰り返していた方に対して、ここ3年の間、専門の弁護士に依頼し、発信者情報開示を行い、御本人を特定できたため、民事訴訟を提訴し係争してきた案件について、このたび終結に達しましたので、ここにご報告申し上げます。

2021年2〜4月ごろ、ちょうどその頃行われていた鴨川市長選に呼応するように、私への誹謗中傷の投稿がTwitter上で見られるようになりました。私自身のことだけであれば耐えられたのですが、投稿内容がエスカレートし、私と一緒にまちづくりに取り組む人たちや、さらには家族にまで及ぶようになったため、専門の弁護士に相談し、法的な対抗措置を講じました。
また、万一のことを考え、鴨川警察署にもご相談させていただきました。
誹謗中傷を繰り返すアカウントの内、1つのアカウントに関してTwitter社に発信者情報開示請求を行い、IPアドレスが特定されました。続いて、そのIPアドレスの接続プロバイダーに対して同様の発信者情報開示請求を行ったところ、御本人が特定されました。

御本人の名誉のために、ここでは実名や御本人を特定できる詳しい情報は控えますが、某氏は2018年まで私とも一緒にまちづくり活動などに取り組み、IT関係にも長けた方でした。酒を酌み交わし、地域について熱く語り合ったことが何度もあった仲でした。
その後、誹謗中傷を受ける中で、自分の中でさまざまな状況を勘案し、おそらく某氏ではないか、と勘ぐってはおりましたが、まさにその某氏でありました。

民事訴訟では、我々側は投稿された事実に基づき、某氏に対して、私に対する侮辱や名誉毀損について訴えました。
第一審では我々の主張はほぼ認められ、勝訴いたしました。
それでも、某氏は争う姿勢を崩さず、控訴されました。
第二審でも我々の主張は概ね認められ、某氏の投稿に対する悪質性、違法性については第一審の判決が支持されたものの、損害賠償額は大幅に減額され、結果的に、情報開示にかかった費用や訴訟に要した費用の大部分を私自身が負担することになりました。

私としてはお金を得ることが目的ではなく、あくまでも某氏に投稿した事実を認め、謝罪・反省をしてもらい、私も含め他者に対して二度とこのような行為をしないことを約束するよう求めておりましたが、某氏が本心から反省する姿勢を見せることはなく、しかしながら、弁護士の助言もあり、第二審の判決をもって、終結することといたしました。

そもそも誹謗中傷の被害を受けていた側が、それ相当の費用を負担して情報開示を求め、さらに訴訟も提起し、主張は認められたものの、要した費用のほとんどを結果的には被害者側(私)が持たなければならない判決になったことは極めて遺憾でありますし、誹謗中傷をした人の逃げ得にもつながりかねないとも思います。
しかしながら、主張自体は裁判所で第一審、第二審ともに認められたこともあり、誹謗中傷を受けたまま「泣き寝入り」せず行動に出たことについては全く後悔はしておりません。

前述したように、某氏はIT分野にも長けた方で、SNSの正しい使い方についてもリテラシーがあるはずの方でありました。
そんな某氏が、一面的な情報に基づく思い込みや誤解、そこから生じた恨みつらみの感情から、SNSでの誹謗中傷という行為に及んでしまったことは残念でなりませんし、自分の為した行為について反省し、二度とこのようなことを繰り返さないことを願うばかりです。
そして、かつてのように、そのエネルギーをポジティブな活動に向けていただきたいと思います。

本件においては、ご心配をおかけした方も多かったと思います。
この場を借りて、感謝申し上げます。

私は今後も純粋に、まっすぐに、自分なりにまちづくり活動を展開していきたいと思います。
今後ともなにとぞよろしくお願いいたします。

令和6年5月31日
岡野 大和



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