“断れない”から“断らない”へ
私はよく“断れない”人と言われ、父からも断り方を覚えた方が良い、と言われてきたりしている。 でも、最近はもう“断れない”人から“断らない”人へ転換させている。
なにか相談を持ちかけられた時、私が断ったら、必ず他のだれかのところに相談が行くわけで、相談する人も、相談される人も、それだけの時間を費やすことになる。 ならば、私にできることがあれば、極力答えた方が時間の無駄にもならないし、次に進むこともできる。
私の人生を振り返った時、断ってこなかったからこそ、いまの御縁があるとも思う。 断っていたら、おそらくそこまで御縁も広がらなかったであろう。 もちろん、面倒なことも多いかもしれないけど、でも、そこでなんとか答えることで信頼関係も深まるんだと思う。
ただ、もちろん、すべて断らないかと言えば、物理的、時間的な問題などで断らざるを得ないこともある。 そんな時意識しているのは、断って終わりにしないこと。 代替のソリューションを提案したり、おそらく助けてくれるであろう人を紹介したりすることだ。 断るだけなら簡単かもしれない。 でも、それじゃ、相談してくれた人、依頼してくれた人が困ってしまう。 受けられなかったとしても、なんらかの代わりの解決策を提案することが大切だと思うし、それが人間関係における責任ある対応であるとも思う。
これからもそうしたことを大切にしていきたい。
[WALK:5641]
|
これ買っちゃ、ダメなやつ〜。笑 iPhone 12 1.55 mm ISO500 1/50 sec f/2.4
|