2022/06/10

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スーパースター
今日は珍しくメジャーリーグの話題。
いまやメジャーリーグの顔にもなっている、リアル二刀流を実践する大谷翔平選手だが、所属のロサンゼルス・エンゼルスは幸先の良いシーズンスタートを切ったものの、このところ、連敗街道から抜けられず、球団ワースト記録を更新。大谷選手の良き理解者であったマドン監督も電撃解任され、それでも連敗は続き、なんと14連敗を喫してしまった。

そして、今日、その連敗を止めるべく、大谷選手が投手として先発した。
普段、たまにしか見ないメジャーリーグであるが、球団にとってもある意味世紀の一戦を私もテレビで観戦した。

4回まで両者無失点の投手戦。
ところが、5回表、ノーアウトで四球のランナーを出すと、続いてヒットを浴び、さらにキャッチャーのパスボールもあって、ノーアウト1・3塁のピンチを背負ってしまう。そして、センターへの犠牲フライを打たれ、先制を許してしまった。またか、、、という悪い流れが。。。
だが、この後は大谷が粘り、この回を1失点のみに抑えた。
1点を追う5回裏、1アウトから、1番バッターが外野手の前にポトリと落ちるヒットを打ち、2番大谷選手にまわってきた。実はポテンヒットの後、ピッチャーが一瞬嫌な表情をしたのがなんとなく次の大谷選手の打席の結果を予感させた。だが、この日、大谷選手は打者として2三振で奮っていなかった。1球目は外れ、2球目のストライクはタイミングがあわなかったのか見送り……。そして、3球目、大谷選手のバットが突如火を噴いた。強くインパクトしたボールをぐんぐん伸び、センターから若干左中間側のスタンドに吸い込まれた。
自ら喫した失点を、すぐさま取り返し、逆転する、起死回生の逆転2ランホームラン!!
これで、流れは大きく変わったと思う。

この日は大谷選手はどちらかというと打たせてアウトを取る粘投で、7回まで投げきり、勝ち投手の権利をもってマウンドを降りた。
味方も6回裏にさらに3点本塁打で5−1としてリードを広げた。
終盤、リリーフ投手が1点を返されるも、5−2でエンゼルスが勝利。
連敗街道から脱出した。

今日の試合はまさに大谷劇場。
MLBの公式ウェブサイトも「大谷のワンマンショー」という見出しが踊っていた。

今季、あまり記録では目立っていない(とは言っても、普通にすごいと思うけど)大谷選手であるが、やはりこの人は違うと改めて思った。
まさにスーパースターだ。記録よりも、記録に残る選手であることは間違いないだろう。

多くの人たちに希望を与えた試合にもなっただろうし、アメリカにも大谷選手に憧れる子どもたちもさらに倍増したことと思う。

オータニ、スゴイ!!!


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少年、大丈夫かー?
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